日経おとなのOFF
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ホンモノ物語 上質なモノに秘められた歴史やこだわりのエピソードを紐解く
2014.08.07
ガラスペン
持ち手からペン先まで全てガラスで作られた日本生まれの筆記具。ペン先の角度を気にせずに滑らかに文字が書ける逸品です。今宵は1本1本手作業によって作り上げるガラスペンを紹介します。職人の技とこだわりが光る珠玉の逸品で手紙をしたためてはいかがですか。

東京 台東区の住宅街に工房を構える佐瀬工業所。
ガラスペンを考案した、風鈴職人の佐々木定次郎の技術を継承し、現在でも、ガラスペンを作り続けている唯一の工房です。
世界で初めてガラスペンが作られたのは、1902年。
当時、筆記具といえば、筆か鉛筆で、滑らかな書き味のガラスペンは、画期的な発明品でした。

佐瀬工業所2代目の佐瀬勇さんは、佐々木定次郎の元で修行をした両親から、技術を受け継ぎ、新たなガラスペンを生み出しました。それが、持ち手まで全てがガラスで作られたガラスペン。

現在、佐瀬工業所では、持ち手のデザインや色、太さの異なる4種類のペンを作っています。持ち手に繊細な模様が施された工芸品です。
佐々木定次郎が考案したペン先の作りは、100年以上経った今でも変わっていません。




