番組表

ホンモノ物語 上質なモノに秘められた歴史やこだわりのエピソードを紐解く

2014.06.05

前原光榮商店・傘


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16枚の生地を裁断したら次は縫製。専用のミシンで縫い合わせていきますが縫い方には有るこだわりが…
縫い糸をわざとたるませ遊びを持たせています。傘を開いた時に生地がピント美しく貼るようにするためです。縫い目が少しでも曲がってしまうと出来上がった時に美しいフォルムにならない為、縫は一番神経を使う作業だといいます。

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次は、ダボと言われる布を骨の継ぎ目に縫い付ける作業こうすることで生地が骨にすれて痛むのを防ぎます。傘を開け閉めする時に持つ「ろくろ」と呼ばれる部分にも布を取りつけます。指が傘の骨に当たらないようにするためです。

続いて、骨と生地を合わせる作業。骨の先端にさがりと呼ばれる留め具を付けていきます。傘の中でも一番壊れやすい部分。しっかりと縫い合わせていきます。骨と生地を縫い合わせたら、裁断、縫製の作業は完了。傘を開いたこの瞬間が一番楽しいと樋口さんは言います。

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最後に手元をつけて完成。手元の素材は楓や竹、籐など様々な木が使われます。生地作りから始める前原光榮商店の洋傘はそこには職人たちの一貫した思いが込められています。

雨の日でも外出が楽しくなる。そんな傘を手に入れてみてはいかがですか。

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