日経おとなのOFF
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マンスリー特集 様々なテーマを4週に渡って紹介
2015.05.08
認知症予防の歩き方
脳が著しく萎縮することで、認知機能が低下するのが認知症です。最近の研究により、運動をすることで、脳の萎縮を抑制できることが明らかになりました。今回は、認知症予防に効果的な「インターバル速歩」という、有酸素運動と、筋力トレーニングを組み合わせたウォーキング方法を紹介します。
認知症予防に効果的なウォーキング方法を紹介します。


訪れたのは諏訪東京理科大学。こちらで、運動が脳に及ぼす研究を行っているのが、脳科学者 篠原菊紀(しのはらきくのり)教授です。
そもそも認知症とはどのようにして起こる病気なのでしょうか。脳の成長は20歳頃にピークを迎え、その後加齢とともに萎縮します。脳が著しく萎縮することで、認知機能が低下するのが認知症です。

脳の中でも特に、記憶を司る海馬の神経細胞が減少し、萎縮することで、重度の物忘れなどの症状が起こります。以前は65歳以上の人は、神経細胞は減る一方で、海馬が1年に1、2%ずつ萎縮すると言われてきました。
ところが10年前、大人の神経細胞は増やせないという説を、覆す研究結果が発表されたのです。




