日経おとなのOFF
毎週日曜日 夜10時00分 「日経おとなのOFF」がテレビになりました
マンスリー特集 様々なテーマを4週に渡って紹介
世界の名画巡りを体験できる美術館
徳島県鳴門市にある大塚国際美術館。入館料がおとな3,240円とかなり高いのですが、 来場者数は年間20万人以上にも上ります。レオナルド・ダ・ヴィンチやルノワールといった世界的な名画が展示されているように見えますが…実はここにある作品は全て本物ではありません。しかし、名画を再現した作品展は、多くの人びとの心を掴んでいます。名画へのさらなる興味を掻き立てられる美術館、一度訪れてみませんか?

所蔵作品は1000点以上。美術史家などの専門家が古代の壁画から近代の絵画まで再現する作品を選びました。
原画が持つ美術的価値を感じてもらうためです。キャンバスに手描きしたものではなくある特殊な素材に再現しています。
その素材とは…
実は、陶器。陶板と呼ばれる陶器の板に画を焼き付けるこの美術館ならではの技法です。まず原画を写真撮影し赤、青、黄色、そして黒に分けます。それぞれの色を特殊な紙に重ねて印刷します。
印刷された紙は水に浸けると絵の具が剥がれ、シールのような状態になります。
それを陶板に貼り付けて焼けば完成です。展示してある作品の中には陶板名画だからこそ忠実に再現できた作品もあります。

ゴッホの名画「ひまわり」
日本の実業家が戦前に所有していたのですが…
「芦屋の邸宅に飾っていたこの画は実は8月6日の空襲で家とともに焼失してしまった。そしてこの画は家とともに幻と言われてしまったんです。」
原画の写真があれば現存していない名作も陶板の技術で忠実に再現できるのです。陶板の名画ならではの楽しみ方があります。




