日経おとなのOFF
毎週日曜日 夜10時00分 「日経おとなのOFF」がテレビになりました
マンスリー特集 様々なテーマを4週に渡って紹介
サイエンスナビゲーターの数字散歩
数字を探し、楽しむ街歩き。たった一枚のハンカチで建物の高さを測る方法や、定規を使わずに羊羹を5等分に切り分ける方法。街の中で出会える様々な数字。意識して歩いて、新たな発見をしてみませんか。

案内してくれるのは、数学をわかりやすく伝えてくれる数字のスペシャリスト桜井進さん。
渋谷の街を歩く桜井さん。向かったのは、新たなランドマークタワー「ヒカリエ」。目をつけた数字は、建物の高さ。一体、どのようにして測るのでしょうか?

建物の高さを測るのに必要なものは、たった一枚のハンカチ。このハンカチがどのような役目を果たすのでしょうか?
直角二等辺三角形に折ったハンカチの斜辺の端をヒカリエのてっぺんに向けることで建物の高さが測れるのだと桜井さんは言います。ハンカチの斜辺と建物のてっぺんまでに延長線を引きます。この時、大きな直角二等辺三角形が出来ているのがわかりますか?直角二等辺三角の2辺の長さは等しいのでヒカリエから桜井さんの位置までがわかれば、自ずと、建物の高さもわかるのです。

ハンカチの端が指しているのはヒカリエのおよそ半分のところ。これは、ヒカリエから桜井さんの居る位置までの距離が短いということ。そこで、さらに半分の距離分離れてみます。
ここが建物の高さと同じ距離まで離れたポイント。この距離がわかれば直角二等辺三角形のもう一辺であるヒカリエの高さもわかります。
地図上では、現在地まで、およそ22.5ミリメートル。8000分の1の縮尺地図から計算してみると…だいたい180メートルくらい。という結果がわかったことになります。
さらに正確な数字を出すため目線までの高さ150センチメートルを距離に加えてみます。
約180に1・5を加え181.5メートル




