| 番組のみどころ
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● こころのメッセージ |
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老子の言葉 ―
それは、いかなる権威や世間の通念にもとらわれず、
自然とバランスを取りながら生きることを第一とし、
自分の「内面の自由」を重んじた、"こころの哲学"。
そこには、様々な行き詰まりを見せる現代社会や現代人への、
貴重な「再生のヒント」が数多く含まれている。
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2500年の時を経て、私たち現代人を励まし、
勇気づけてくれる老子のメッセージとは?
"タオの大いなる流れ・タオの力・タオの働き・タオの道・
タオのように生きる・タオと生きる・タオにつながる"
・・・ その意味を読み解く。
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弓をいっぱいに引きしぼったら
あとは放つばかりだ。
盃(カップ)に酒をいっぱいついだら
あとはこぼれるばかりだ。
うんと鋭く研(と)いだ刃物は
長持ちしない―すぐ鈍くなる。
金貨や宝石を倉にいっぱい詰めこんでも
税金か詐欺か馬鹿息子で消えてなくなる。
富や名誉で威張る人間は
あとでかならず悪口を言われるのさ。
何もかもぎりぎりまでやらないで
自分のやるべきことが終わったら
さっさとリタイアするのがいいんだ。
それが天の道に沿うことなんだ。
加島祥造「タオ---老子」より 第9章 さっさとリタイアする |
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君はどっちが大切かね―
地位や評判かね、
それとも自分の身体かね?
収入や財産を守るためには
自分の身体をこわしてもかまわないかね?
何を取るのが得で
何を失うのが損か、本当に
よく考えたことがあるかね?
名声やお金にこだわりすぎたら
もっとずっと大切なものを失う。
物を無理して蓄めこんだりしたら、
とても大きなものを亡くすんだよ。
なにを失い、なにを亡くすかだって?
静けさと平和さ。
このふたつを得るには、
いま自分の持つものに満足することさ。
人になにかを求めないで、これで
まあ充分だと思う人は
ゆったり世の中を眺めて、
自分の人生を、長く保ってゆけるのさ。
加島祥造「タオ---老子」より 第44章 もっとずっと大切なもの
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