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2019年12月6日(金)「レイワ・ワン」波乱の千秋楽か 岸本 好正

 天皇陛下のご即位と改元に伴って幕を開けた令和元年も、はや12月。毎年恒例の日経MJヒット商品番付(4日付)では、上期に筆頭の東の横綱だった「令和」は、その座を「ラグビーW杯」に譲ったものの大関に名を連ねています。新元号そのものが、今年最大級のヒットだったといえます。


 代替わりにちなみ様々なことがありましたが、改元直後の5月に国賓として来日したアメリカのトランプ大統領が大相撲夏場所の千秋楽に乗り込んで土俵に上がり「レイワ・ワン(令和元年)」と表彰状を読み上げたのも、新しい時代を印象づけました。


 あれから7カ月。令和の英語訳「ビューティフル・ハーモニー」と相いれないようなトランプ大統領の動きが目立っています。中国とは貿易交渉の期限を設けず持久戦をちらつかせ、日本には在日米軍駐留経費の負担増を求めました。ブラジルとアルゼンチンに対する鉄鋼とアルミニウムの追加関税を宣言したツイッターでは、返す刀でFRBに追加利下げと金融緩和を迫りました。楽観ムードのなかで最高値を更新し続けてきたアメリカの株式市場でも警戒感が出てきています。


 来週は、大統領から露骨な圧力を受けたFRBが金融政策を決めるFOMCを開きます。このほか12日にイギリス総選挙の投票、15日に予定されているアメリカの対中追加関税発動が回避されるかどうか、など今年の総決算というべき重要日程が集中します。レイワ・ワンは穏やかな千秋楽を迎えられるのでしょうか。「日経プラス10」は米英両国からのリポートも交え、くわしくお伝えします。


日経プラス10キャスター
岸本 好正


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