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2019年1月10日(木)1度でいいから「凶」を引きたい 関嗣明

 正月休みに自宅近くの祐天寺(東京・目黒)に立ち寄り、おみくじを引きました。結果は「大吉」でした。うれしいといえば、うれしいですが、ちょっとだけ残念な気持ちに......。実は、1度でいいから「凶」を引いてみたいと思っていたんです。今年もダメでした。


 「日本おみくじ紀行」(島武史著/ちくま文庫)によると、おみくじは「大吉から大凶までのランクを一から百番までに表すのが一般。吉が三分の二、凶が三分の一くらいの割合」とのこと。つまり100本のうち30本が凶らしい! ただ、「年明け早々、凶では縁起が悪い」と思う人が多いため、割合を変えている神社やお寺も多いようです。


 日本が国として今年おみくじを引いていたら、どんな結果になったのでしょうか? 米中貿易摩擦や不安定な日経平均株価、消費税率の引き上げ、人手不足など、目の前には難しい課題がいくつもあります。アベノミクスによる景気拡大にも限界が指摘され、吉よりも凶のほうに傾いている感じがします。


 個人的に、おみくじは〝戒め〟と思っています。良い結果なら油断せずに1年をがんばり、悪い結果なら気を引き締めて1年に臨む――。「日経プラス10」では今年も日本経済の動向を丁寧にお伝えします。ぜひ、ご覧ください。


日経プラス10プロデューサー
関嗣明


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