"最後の秘境"と呼ばれ、500以上の民族が暮らす
パプアニューギニアには、様々な伝統文化や風習が
各地に残されている。
ニューブリテン島のトーライ族は、世界最古の貝貨とされる
"シェルマネー"と呼ばれる 貝殻を加工して作った伝統通貨を、
特殊な儀式や冠婚葬祭の行事のときだけでなく日常生活でも
使用している。
また、700以上の民族が暮らすパプアニューギニアには、
様々な伝統儀式が各地に残されている。
中でも「シンシン」と呼ばれる伝統的な踊りは、古くから各民族が
それぞれの村で、戦闘の前に士気を高めるために行っていた
儀式。
「シンシン」の最大の特徴は、全身を飾り立てた男たちの扮装。
頭には大きな鳥の羽飾りやかつら、顔には色彩豊かな化粧、
腰には木の枝や葉で作られたミノ、そして、胸元には大きな
アクセサリー・・・ というように飾られている。
美しく着飾った男たちが弓や槍などの武器を持ち、リズミカルな
打楽器の音に合わせて、飛び跳ねるように踊りながら歌う。
"山奥の人"と呼ばれるバイニン族に伝わるのは、夜明けまで
続けられる"ファイヤーダンス"という伝統的な火渡りの踊り。
各地に残る様々な伝統儀式と独自の文化を育む人々の暮らしを
紹介する。 |