番組表

おとなの旅

2015.04.14

密教に触れる旅 高野山


参道を行くと、カメラを構える人物が――

垂井(たるい)俊(とし)憲(のり)さんは、高野山を40年間撮り続けている写真家です。この地をよく知る垂井さんと一緒に、奥之院を歩きます。

参道の奥の川に架かる御廟(ごびょう)橋(ばし)の先に、空海がいる御廟があります。この先は聖域とされ、撮影も禁止されています。

「空海の精神が今も生き続ける山」
毎日2回、僧侶達は橋を渡り、食事を運んでいきます。空海が御廟に入ったのは、835年。以来、今も生き続け、人々に救いの手を差し伸べているという信仰に基づき、空海の食事が、一日も欠かすことなく運ばれています。

垂井さんは、ここで今も続く、真言密教の厳しさを写真に収めました。

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寒中の荒行ではなくても、密教の修行を体験することが出来ます。阿(あ)字(じ)観(かん)と呼ばれる、真言宗の瞑想法です。これは梵(ぼん)字(じ)の「阿(あ)」の文字で、大日如来(だいにちにょらい)を表しています。阿字観は、その「阿」の文字を声で発し、耳で聞くことで、仏と一体になる瞑想法です。

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開創1200年の高野山を訪れる旅。続いては、この地ならではのランチを楽しみます。訪れたのは、福智院(ふくちいん)。高野山にある52の宿坊の一つです。宿泊客でなくても、予約をすればランチに精進料理が頂けます。

旬の野菜や山菜などを、趣向を凝らした調理法で、見た目も鮮やかに仕上げています。食後には、高野山ならではのスイーツもおすすめです。

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