日経おとなのOFF
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おとなの旅
姫路城を訪れる旅
城を散策した後は、バスに乗っておよそ20分の場所にある、書写山(しょしゃざん)へ向かいます。麓でロープウェイに乗り換えてわずか5分、辿り着くのが――


966年創建の圓教寺(えんぎょうじ)です。天台宗の修行道場として知られ、「西の比叡山」とも呼ばれています。国の重要文化財が数多くある境内は、映画「ラストサムライ」のロケ地にもなり、トム・クルーズと渡辺謙は、明治初期の男の友情を好演しました。
食堂(じきどう)は、二人の対話のシーンを撮影した場所です。境内の小路には、一本の大木が聳えています。樹齢700年と言われる大杉――
これをモチーフにしたバウムクーヘンがあります。トム・クルーズは大変気に入り、50箱も購入したそうです。

老舗和菓子店「杵屋」。
トム・クルーズが絶賛したのは、40年前から姫路の銘菓として親しまれている、「書写 千年杉」です。バウムクーヘンの表面を、圓教寺の大杉の樹皮に見立てています。
職人が、日々気温や湿度をチェックし、生地の材料の配合や層の厚さを調整して作っています。年輪のように、生地を何層にも焼き重ねて行きます。ここまでは一般的なバームクーヘンの作り方と変わりません。
この後、焼き上げたバウムクーヘンの中に、小倉餡を混ぜたバタークリームを流し込みます。そして、表面をチョコレートでコーティングし、アーモンドスライスとココアでデコレーションして樹皮のように仕上げます。樹齢700年の大杉に見立てた、バウムクーヘン「書写 千年杉」。生地の食感と表面の香ばしさを味わう、姫路銘菓の逸品です。
「「書写 千年杉」は、小倉クリームと柚子餡の他に、季節限定で抹茶味もあります。
城の北部にある広嶺山(ひろみねさん)に、「セトレ ハイランドヴィラ姫路」があります。広々としたロビーの先に見えるのは――雄大な景色です。

標高300メートルの宿からは、街を一望出来ます。眺望は、客室からも楽しめます。14部屋すべてに、壁一面の大きな窓が――
館内には、趣向を凝らした空間があります。絶景に癒され、心が開放された後は、小さな部屋で、一人瞑想にふけってみてはいかがでしょうか。
深夜0時まで開いているクラブラウンジは、シャンパンやワインなど、30種類以上のドリンクが揃い、すべて無料です。
グラスを手に、夜はテラスへ――
姫路の夜景が、旅の疲れを癒します。今が最も美しい姫路城を訪れる旅へ出かけてみませんか?




