日経おとなのOFF
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おとなの上級みやげ 喜ばれるお土産に秘められた歴史やこだわりのエピソードを紐解く
三星園 上林三入本店 宇治茶
「500年守り続けた製法」

最高級の抹茶作りで最も重要なのは、茶葉から茎や葉脈を取り除く「仕立て」と言われる作業。
まずは、網目の細かい竹製のザルで茶葉をふるい、均一なものに揃えていきます。次に、ふるい落ちた茶葉を再びザルに移し、今度は職人の手で細かくわけていきます。手のひらで茶葉を優しくこすることで茶葉から茎と葉脈を取り除くのです。
より細かい茎や葉脈を取り除くためには、茶葉に寄って力の加減を変えられる、職人ならではの経験と感が必要なのです。
茶葉から茎や葉脈を取り除いたあとは、紙に包み、下駄で細かくつぶしていきます。
体重をかけて踏み砕くことで、より葉肉が細かくなるのです。ここまでの仕立てに、およそ6時間。なぜこれほどまでに段階にわけて細かく潰していくでのしょうか。
雑味の少ない最高級の抹茶を作るには細かい茎と葉脈を丁寧に取り外すことが必要なのです。

ここまで段階を踏んで細かくすると、茶葉は細かい葉肉だけになっています。仕立て上げた茶葉を、石臼でひき、粉末状の抹茶にしていきます。

16キロほどある石臼を、同じペースで回す事で、均一な粒子になり、口当たりがまろやかになるのです。時間がかかる作業のため、3時間で100グラム程度しかできません。
手間暇かけて手作業にこだわり、伝統の味を守っています。ひき終わった粉末は、乾燥させて出来上がりです。
職人の手作業で丁寧に仕立てられた最高級の宇治抹茶は、苦味が少なく、風味豊かで、口当たりもまろやかです。500年の技が生み出す宇治抹茶。選んでみてはいかがですか。




