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おとなの上級みやげ 喜ばれるお土産に秘められた歴史やこだわりのエピソードを紐解く

2015.01.23

富士屋ホテルのザ・アップルパイ


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このレシピを受け継ぎ、現在、アップルパイを作っているのが、富士屋ホテル直営の「ベーカリー&スイーツ ピコット」。

担当するのは、スウィーツ部門グランシェフの茂木栄二さん。残された2行のレシピで、どのように伝統の味を守っているのでしょうか。

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「昔の味を知っている方に、何度も確認をしながら、昔のレシピをしっかりと再現できるように作り直しました。」

歴代のシェフが口伝えで、受け継いできたアップルパイ。昔の味を守るため、時代に応じて、材料を多少変えることはありますが、ぎっしりと詰まったりんごは昔から変えていません。

りんごと一緒に詰まった母の愛情。 進駐軍に振る舞われたというアップルパイは、アメリカの家庭の母親の味です。大きなオーブンで焼き上げるリンゴがぎっしり詰まったアップル・パイ。その作り方を見せてもらいます。

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使うリンゴは、主に、紅玉(こうぎょく)。酸味があり、加熱しても煮崩れしにくい品種です。ワンホールに使うリンゴは、およそ6個。

赤い液体は、リンゴの皮を煮立てて作ったシロップ。これで、リンゴを漬け込みます。

シロップが十分に浸透したら、レシピに記されていたシナモンとナツメグのパウダー。さらに、レシピにはなかったマーマレードジャムで味を調整します。

2行のレシピに記されたレモンジュースは使わず、材料の紅玉の酸味を生かします。混ぜ合わせたら、型に敷いた生地の上にたっぷりとリンゴをのせます。

しっかりと火が通り、綺麗な焼き色になるように80分かけて、じっくりとオーブンで焼きあげます。リンゴがたっぷりと詰まったこだわりのアップルパイが完成です。

アメリカの家庭の味を再現した、リンゴが存分に味わえるアップルパイ。半世紀以上にわたり、守り続けられてきた味を楽しんでみては、いかがですか。

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