日経おとなのOFF
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おとなの常宿 上質な宿を紹介
2014.10.06
星のや 京都


敷地内にある庭園の一つ「水の庭」。
黒と白の敷石を幾何学的に配置することで、日本庭園と現代のデザインが融合するモダンな風景を作り出しています。
暮れなずむ庭は、打ち水に濡れた敷石が明かりに照らされ、しっとりとした趣を醸し出します。敷地内を歩くと、ハサミを入れる音が響きます。あえて庭師の仕事風景を見せることで、非日常の空間を演出しています。

四季折々の景色が楽しめる、京都・嵐山。
その水辺に佇む宿にあるもう一つの庭園「奥の庭」は、新しいスタイルを感じさせてくれます――
「進化した枯山水の庭園」。
日本庭園の様式の一つである枯山水は、水を用いずに山水の風景を表現する造園の技法。白い砂や小石を整然と敷いて水の流れに見立て、庭の外から鑑賞して楽しむのが一般的です。しかし……

「奥の庭」は、中を歩いて楽しめる枯山水の庭園になっています。手掛けたのは、160年に亘って京都の庭を造り続けている、「植彌(うえや)加藤造園」です。
いぶすことで銀色に鳴る燻し瓦は、水に濡れると光沢を放ちます。きらきらと輝く水面を表現した枯山水その上を歩くと、水の上にいるような幻想的な世界に浸れます。




