渡文明(JXホールディングス 名誉顧問)

渡文明(JXホールディングス 名誉顧問)
めまぐるしく情勢が変わる石油業界を生き抜き、日本最大の総合エネルギー企業、JXホールディングスを誕生させた、渡文明。 企業のトップとして幾多の危機を乗り越え、様々な改革に挑み続けた営者の揺るぎない“改革精神”を紐解く。
  • 12月11日放送
    「日本一のエネルギー帝国を築いた男」

    1960年、日本石油に入社した渡は、新潟の製油所に4年間勤務したのち、大阪支店へ異動。 販売部門に配属され、以来、営業畑を歩む。その後、三菱石油との大型合併のかじ取りを任された渡は、2000年、社長に就任。 合併の垣根を払しょくするため、ブランド名を「ENEOS」に一新し、さらに三菱グループの猛反対を押し切り、 「日石三菱」から「新日本石油」に社名を改める。 2008年、渡は新日鉱ホールディングスとの大規模な経営統合を模索。 金属事業を扱う新日鉱ホールディングスとの統合はリスクが大きすぎると、反対の声が上がるが、渡は国際競争を生き抜くには、 金属事業を取り込む必要があると考え、経営統合を断行。2010年、日本一の総合エネルギー企業、JXホールディングスを誕生させる。 そして昨年10月、渡は国と民間の共同出資で誕生した株式会社民間資金等活用事業推進機構の社長に就任。 インフラの整備を中心に資金を投入し、経済の活性化を図ろうと、77歳で新たな挑戦をスタートさせる。