「まずは感染(少なくともその勢い)を食い止めて、再び人々が動き始める環境を取り戻さない限り動揺は続くのでしょう。残念ながら、これは長期戦です」。前回3月中旬に、このメルマガに書いてから1カ月半ほどたちました。本当に残念ながら、状況はみなさんご承知の通りです。
このひと月ほどで在宅勤務やテレビ会議、オンライン申請、持ち帰りや宅配など、驚くほどの変化が起きました。私どもの話をしますと「日経プラス10」は、出演者を含めいくつかのチームに分け、それぞれが接触しないような体制をとりました。私は東京・大手町の日本経済新聞のスタジオから月水金と1日おきの出演となっています。六本木のBSテレ東本社には1カ月近く入っていません。
これまで多くの人が疑問を持ちながら変わらなかった「常識」が「非常識」に変わる逆転現象が起きています。BSテレ東の対談番組「NIKKEI 日曜サロン」で聴き手を務める日本経済新聞の芹川洋一論説フェローは「おのずと国や地方の対応、社会のありようを考えざるを得なくなっている。それは感染後の『染後国家』の姿につながるものだ」と指摘しています。(4月27日付日本経済新聞朝刊)。
最近ではBC(ビフォー・コロナ)という言葉も出てきています。「コロナ前」にはもう戻れないということなのでしょう。新型ウイルスとの戦いを、社会をよい方向に変える取り組みだと考えれば少しでも前向きになれるかもしれません。
今年のゴールデンウイークは帰省も行楽も自粛で様変わりですが「日経プラス10」は月曜日から金曜日まで例年通りのノーマル・ウイークです。連休中に期限を迎える緊急事態宣言の延長の動きをはじめ、最新情報をお伝えしていきます。自宅で過ごす夜のひと時、どうぞご覧ください。
日経プラス10キャスター
岸本 好正
記事は日経プラス10クラブ会員向けのメールマガジンで毎週金曜日に配信しています
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