先日、某自動車ディーラーの営業マンと話していると「最近は高級車の買い方が変わってきた」とのこと。詳しく聞いてみると、「以前は現金一括払いがほとんどだったものの、最近はあえてローンを使うケースが急速に増えてきた」という話でした。
本当は金利負担が無い現金払いが一番お得なはず。では、なぜ富裕層(一部の中小企業経営者など)がローンを組むのか。見方は2つに分かれます。
まず、「超低金利が続くなか、安い金利コストを払い手元に現金を確保。その資金を海外株式・債券などで運用しよう」という従来からの考え。そして2つ目が「何かあったときに一番強いのがキャッシュ。景気の失速に備え、手元に多くの現金を確保しておこう」という考えです。
もしかしたら後者の考えが広がってきたのでしょうか。先週から今週にかけ世界の株価は乱高下。市場参加者の間で相場の先行きについての見解が分かれるなか、景気動向に敏感な富裕層がじわりと動き出しているのかもしれません。
世界の景気を見るうえで、重要なのが中国経済の動向です。きょうは2018年7-9月期の国内総生産(GDP)が発表されます。また、来週は、注目の日中首脳会談。日経プラス10はこうした重要な経済・政治ニュースをどこよりも詳しくお伝えします。ぜひご期待ください!
日経プラス10プロデューサー
影山秀伸
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