企業業績は好調なのに、北朝鮮の地政学リスクが意識され、日経平均株価は2万円を挟んで行ったり来たりで、方向感のない展開が続いています。
今後の値動きがわかりにくい時だからこそ、市場の声に耳をすませ、この先を予想してみるのはいかがでしょうか。日経プラス10の「インザマーケット」のコーナーは、市場の動きをいち早く伝えるために、来週もほぼ休まずにお送りいたします。
来週のゲストの声を先取りしてみました。
15日火曜日は井出真吾さん(ニッセイ基礎研究所)です。井出さんの見立てでは、8月の日経平均の予想レンジは「1万9700円から2万500円」。井出さんは7月に出演した際にも「2万円を挟んでもみ合う展開が続く」とみていました。
16日水曜日の壁谷洋和さん(大和証券)は北朝鮮リスクの台頭もあり、「1万9900円から2万318円(年初来高値)」と予測しています。
17日木曜日に出演予定の松野利彦さん(SMBCフレンド証券)は「1万9500円から2万500円」と、北朝鮮リスクを織り込み、2万円を挟んで上下500円の範囲とみています。
8月の注目イベントという質問に、3人に共通しているのが、24日から米西部ワイオミング州の観光地、ジャクソンホールで開かれるシンポジウムです。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に踏み込んだ発言をするのか。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が金融緩和策の転換に向けた地ならしをするのかどうか。市場参加者の関心は高まっています。
「月末近くなって欧米の政治日程や金融政策日程など9月のスケジュールが見えてくるころになると、夏休みから帰ってきた市場参加者が動き出す」と語るのは松野さん。今年は節目となる8月。「インザマーケット」を通じて、市場の声に耳を傾けてください。
日経プラス10
プロデューサー
武田仁
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