番組表

おとなの旅

2015.04.28

善光寺を訪れる旅 7年に1度の御開帳


「善光寺の絵伝」

photo5

表参道に建つ宿坊・淵之坊には、善光寺信仰を広めるために、役立った絵が残されています。

善光寺の成り立ちを描いた絵です。平安時代から、僧侶達は仏像や絵を携えて全国を回り、布教活動をしたと言われています。

そこで行われたのが、絵解きと言われる伝え方でした。

読み書きの出来ない人が多かった時代、紙芝居のような絵解きは、人々に受け入れられ、信仰を広めるために一役買いました。

今も受け継がれている絵解きを実演してもらいます。

小林さんは、絵解きの文化を今に伝えるため、実演活動を続けています。善光寺周辺の寺や宿坊では、絵解きを実演しているところもあります。参拝の際に、話を聞いてみてはいかがでしょうか?

門前町には、参拝の土産におススメの和菓子があります。小説家・池波正太郎も愛した逸品です。表参道に店を構える「長野 風月堂」。1886年に創業した老舗です。

大正時代に撮影された写真には、銘菓の名が既に貼り出されています。「玉だれ杏」です。

「食感の二重奏」

photo1

photo2

「玉だれ杏」は、杏の羊羹の硬さと、それを包み込む求肥の柔らかさ、二つの食感を同時に楽しめます。年間を通して、常に同じ硬さと柔らかさを生み出すところに、店のこだわりがあります。

羊羹は、寒天で固めて作ります。理想とする硬さは、寒天の煮詰まり具合によって決まるのです。職人は、ヘラから滴り落ちる寒天の粘りを見極め、火加減や時間を調整します。

寒天に、ペースト状にした杏を加えて、一日冷やします。

白玉粉で作った柔らかな求肥を薄く延ばし、杏の羊羹を包み込み――

最後に、砂糖と長芋を混ぜて乾燥させたそぼろをまぶして仕上げます。求肥の柔らかさと杏の羊羹の硬さが、食感のハーモニーを生む銘菓。口の中で、杏の甘酸っぱさが広がります。

泊まりは、温泉。北へ向かいます。

pagetop