日経おとなのOFF
毎週日曜日 夜10時00分 「日経おとなのOFF」がテレビになりました
おとなの旅
松山・道後温泉

店名のレグレットは、フランス語で白鷺のこと。白鷺が傷を癒した伝説にちなみ、旅人が疲れた脚を休める場になるようにと、4年前にオープンしました。
こちらは、俳句の季語の食材を使った、「俳句スイーツ」です。2月までは、冬の季語、餅を使ったぜんざいです。セットのメニューには、地元出身の俳人・神野(こうの)紗希さんが選定した句と、解説が書かれた栞が付き、旅の記念に持ち帰ることが出来ます。
女性の観光客が多く訪れる店では、神野さんが講師を務める句会や俳句コンテストも定期的に開いています。いで湯と文学の街・松山。
去年、「道後温泉本館」は、今の建物になってから120周年を迎えました。街では、記念イベント・アートフェスティバルを開催し、宿など10軒の温泉施設が、現代アートへと変わったのです。
松波さんは、そのプロジェクトのリーダーでした。
フェスティバルは、去年の大晦日に終了しましたが、宿には、今も現代アートが展示されています。
「泊まれる現代アートの世界」。
6軒の宿の一室が、非日常の世界になっています。

ここに展示されているのは、フランスのアーティスト、ジャン=リュック・ヴィルムートさんの作品。過去、現在、未来の3つの時計から、波紋が広がっている部屋では、過去を想い、未来を瞑想するような、静かな時を過ごすことが出来ます。
江戸時代に創業した老舗旅館に展示されているのは、佐賀県有田町(ありたちょう)生まれの陶芸家・葉山有樹(ゆき)さんの作品。
有田焼の世界に包まれるように、障子や襖は、磁器の絵柄のような質感です。描かれているのは、海藻。水中にいるような感覚も楽しめます。




