日経おとなのOFF
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健やかな脳をつくる
では、食生活で、どのようにエゴマ油を摂ればよいのか?それを知るために、東京、浅草橋にある「油専門店」を訪れました。

「金田油店」は、明治3年創業の老舗の油屋。
エゴマ油の摂り方のポイントを、店長に聞きました。
エゴマ油に熱を加えると、脳を活性化するアルファ・リノレン酸が壊れます。このため、炒める揚げるなどの調理には使わず、そのまま摂るのがポイントです。
国が示した目安を、エゴマ油で換算すると、一日に必要な量は、小さじ一杯、およそ4グラムです。 エゴマ油は、香りも味もクセがありません。塩や酢とともにドレッシングにして、手軽に摂ることができます。
料理の味を変えないので、味噌汁に加えてもよし。熱いものに加える程度なら、それほど変質しません。ジャムとまぜれば、トーストにも合います。
いまの季節なら、カツオのたたきにかければ、魚とエゴマ油の両方から、DHAが摂れる一品に。また、アイスクリームにかけると、脂肪分が増して、コクのある高級品の味に。日常の食事に、ちょっと加えるだけで、必要な量を摂ることができます。
エゴマ油を効果的にとるために、気をつけておきたいポイントがあります。それは、大豆油や、コーン油など一般の食用油を摂りすぎないことです。こうした油にも、身体に必要な、別の「必須脂肪酸」が含まれていますが、DHAに代わる、アルファ・リノレン酸の働きを弱める作用があります。脳を活性化させるエゴマ油の、効果を打ち消してしまう恐れがあるのです。
そのため、調理に使う油だけでなく、加工食品に含まれている油も含め、摂り方のバランスに気をつけることが大切だといいます。
脳のはたらきを活性化する油。油の知識をもって、脳の健康によい生活習慣をはじめてみませんか。




