番組表

マンスリー特集 様々なテーマを4週に渡って紹介

2015.01.21

温泉


まずは「泉質」。
泉質は特殊成分、陽イオン、陰イオンに含まれる成分の量によって分けられます。奈良田温泉の場合、こちらの3つが高いため泉質は、硫黄、ナトリウム、塩化物泉となっています。

多く含まれている成士の組み合わせで泉質は決まりますが特に重要なのが「陰イオン」。ここに最も温泉の特徴が表れています。

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例えば、佐賀県の嬉野(うれしの)温泉の泉質は「炭酸水素塩泉」。ナトリウムを多く含む泉質は古い角質を落としてくれる作用があり入浴後肌がツルツルとした感触になるそうです。

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長野県の野沢温泉に代表される硫黄泉は毛細血管を拡張する作用があり高血圧症や動脈硬化症に効果が期待できるとされています。

また硫黄泉の特徴として白く濁った湯と湯の花が有名です。これは硫黄成分が空気に触れ粒子状になったことを表しています。

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大分県の鉄輪温泉(かんなわおんせん)は鉄を多く含んだ含鉄泉(がんてつせん)。「夫人の湯」とも呼ばれ貧血や月経障害などに効果が期待できるそうです。

成分総計が1グラム以下の濃度の低い温泉は単純泉と呼ばれています。代表的なのは鬼怒川温泉や湯布院温泉といった刺激が少なく肌に優しい温泉です。

一方、濃度が高い温泉は有馬温泉。成分総計は60グラムもあり塩分と鉄分を多く含んだ温泉です。

3つ目のチェックポイントはPH(ペーハー)値と呼ばれる値です。PH値に記される数値によって酸性、中性、アルカリ性が決まります。ここ奈良田温泉の場合は…

「PH8.8のアルカリ性ということでこのようにトロトロする感触があるわけですね。アルカリ性の温泉の液体が私たちの肌の上の皮脂と結びついて肌の上に天然の石鹸ができるような状態が起こります。」

pH値が2から4程度の酸性泉の代表とされるのが草津温泉。殺菌効果があり肌が活性化されると言われています。湯の成分や泉質などを知り自分に合う温泉を見分ける。それがアンチエイジングとしての本来の温泉の楽しみ方なのです。

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