番組表

マンスリー特集 様々なテーマを4週に渡って紹介

2014.10.16

外国人落語家が気づかせてくれる日本文化の美点


入門以来日本を理解しようとしてきた三輝さん。その中で、日本語表現のもつ面白さに気づいたと言います。

「敬語辞書を買ったんですよ。これめちゃくちゃ面白い。どの日本語でも、一番丁寧な言い方から、一番丁寧じゃない言い方まで、リストアップされているんですよ。例えば感謝の言葉。英語だったらThank youって言うんですよね。あんまり"Thank you bery much"とか"Thank youso much"とか言わないんですけど、日本語は47個ありますよ。ここに。感謝言葉だけ。ありがとうの場合は、「ありがとう」「どうもありがとう」「どうもありがとうございます」って、気づいたら長くなる程丁寧になるという事が大事ですね。 上の方にいきますと、ごっつい長くなるんですよ。「このご恩は一生忘れません。」「誠にありがたく心より御礼を申し上げます」長いわ!これ は本当に。そして、ありがとうから下にいきますと、短くなるんですよ。これは。「ありがとう」「どうも」。これは丁寧ではない方ですね。すいません。すまん。ごめん。わるい。わるいって、これは英語で言うと"Bad"。ところがこれより、もう一つ下があるんですよ。47個の感謝言葉で一番下。カタカナで書いてありました。サンキュウ。なんで英語、一番下。

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表現方法が豊富な日本語に魅せられた三輝さんが異文化交流として兄弟子と始めたことがあります。それが「英語落語で異文化交流」

三輝さんが訳した噺を兄弟子の三四郎さんが英語で演じます。この演目のポイントは、単語の意味の取り違いです。ロッテンという英単語は2つの意味がありこの意味の違いで話がこじれエスカレートしていきます。

あなたも外国人の落語からニッポンを見つめ直してみてはいかがですか?

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