番組概要
みどころ
“北海道の屋根”大雪山。“カムイミンタラ=神々が遊ぶ庭”と言われる大雪山系を源とする石狩川。総延長268km(日本で3番目)、日本有数の穀倉地帯を育むなど流域に生きる命に恵みを与える“母なる大河”の最初の一滴を求める壮大な旅!
初夏から紅葉の秋まで、季節の移ろいとともに4Kカメラが捉える絶景の数々~
石狩川が悠久の時を経て刻んだ断崖絶壁 層雲峡、「天国のお花畑」=裾合平のチングルマ大群生、別の惑星に来たかのようなお鉢平カルデラ、大雪渓…
ドローンが「神々の目線」となりダイナミックな景観を余すところなく空から捉えるほか、タイムラプスにより色付いていく紅葉を鮮やかに表現、さらに旅人:小椋さんに装着されたPOV(point-of-view)主観カメラや360°カメラが、山歩きの過酷さを臨場感たっぷりに伝える。過酷な道程、北の大地の壮大さ 厳しさを前に、心折れそうになる小椋さん。肉体を限界まで駆使し 果たして「最初の一滴」にたどり着くことはできるのか…?
そして旅の最後に、自然は小椋さんに奇跡のご褒美を与えてくれる…
番組内容
旅人は 小椋久美子(元女子バドミントン日本代表)さん。2021年 日本屈指の「暴れ川」黒部川の最初の一滴を目指した「黒部川源流紀行」に続く第二弾。今回は日本海に注ぐ河口をスタートし前半のハイライトは夏の大雪山縦走 大河の恵みとともに生きる人々との出会い、過酷な自然の洗礼〜豪雨や大雪渓のトラバース、ヒグマとの遭遇に震え上がる!秋。「日本一早い」と言われる紅葉の鮮やかさに息を飲み、石狩岳の核心部にあるという「最初の一滴」を求めての登山は初体験づくし!沢登りに滝登り…「…もうそろそろ?まだ?」体力も限界近くまで来た頃、沢の流れが次第に細くなり、水音が途絶える。
…この近くに最初の一滴が!? 小椋さんが最後の最後に出会う奇跡の瞬間!
そして…胸に去来する思いは…!?
出演
小椋久美子
元バドミントン五輪代表。
1983年7月5日生まれ。三重県出身。
2008年 北京五輪5位入賞。
引退後はTV解説や講演、子供への指導も行う。
登山歴6年、15座登頂。
好きな山は秋田・山形県境の鳥海山。
仲間と行った富士山を契機に山登りの楽しさに目覚め、今ではソロ登山も楽しむ。
徳井健太(平成ノブシコブシ)がドキュメンタリー ナレーション初挑戦!
プロデューサーからの一言
夏の大縦走では大雪山を空から陸から、また定点カメラで自然の移ろいを捉えるほか、生き生きと暮らす動物までを贅沢に完全網羅し、秋の最初の一滴を求めた登山では、ほとんど人の訪れることのない自然の奥深くで密やかに、しかし悠久の時を経て脈々と続いて来た一滴=命の始まりの存在を小椋さんは胸に刻みます。高細度、臨場感溢れる映像とともにご覧になる方々も「時空の旅」を体感してください。