ストーリー
2018年6月5日放送
第6話「剣士と女」
武蔵国古利根藩の剣術指南役・穴馬谷天剣(比留間由哲)の屋敷に、弟子・長谷見平馬(吉田佳)の妻・お苑(畦田ひとみ)が訪ねてきた。お苑は夫が、幕府の老中・堀田正俊を打とうと企んでいると打ち明ける。長谷見はいとこのいる沼田藩がお取りつぶしになったことをきっかけに、立て続けに藩を取り潰す幕府の政道に不満を抱き、お国帰りで藩内を通る堀田を打つつもりなのだという。天剣が長谷見に直接問いただすと、長谷見はお苑を捨ててでも堀田を打つと言ってきかない。天剣は長谷見の襲撃を止めるために、藩の隠密で伊賀忍者の山崎弥太郎(稲田龍雄)と一芝居打つことにした。公儀隠密のふりをした山崎にお苑が計画を打ち明けて赦免を求める。計画が漏れたと知れば長谷見もあきらめるだろう、という筋書きだった。
そんな中、古利根藩の謀反の動きを探ろうと、公儀隠密のお螢(ベッキー)、お美代(黒川芽以)、お玉(樋井明日香)の3人も藩内に潜入していた。国元に帰る老中・堀田の警護のためか、薬売りの格好をした城助(高橋光臣)の姿もあった。近くには、同じ薬売りの格好で公儀隠密に扮した弥太郎がいた。そこへ夫の謀反を打ち明けようとお苑が登場し、山崎ではなく本物の公儀隠密の城助をつかまえて、計画を打ち明けてしまうのだが…。お美代が忍法・伝声鳩を!!お螢が尼姿で剣客に色仕掛けで忍法蛍火が炸裂する!!
出演者
穴馬谷天剣
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… 比留間由哲
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お苑
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… 畦田ひとみ
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山崎弥太郎
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… 稲田龍雄
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長谷見平馬
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… 吉田佳
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スタッフ情報
【ナレーター】
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三嶋真路
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【原作】
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山田風太郎「忍法双頭の鷲」(角川文庫/KADOKAWA刊)
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【脚本】
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土橋章宏
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【音楽】
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長谷川哲史
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【監督】
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服部大二
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【プロデューサー】
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瀧川治水(BSジャパン)、佐々木淳一(松竹)、原克子(松竹)、山田尚史(松竹)
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【制作協力】
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株式会社松竹撮影所
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【製作】
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BSジャパン、松竹株式会社
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フォトギャラリー
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