第92話
イへゴの首に刀を押し当て、投降すれば命を助けてやると唐のソリンギ将軍。テ・ジョヨンはイムンの首に刀を突きつけたままだった。均衡を破って契丹国皇帝イジンチュンがソリンギと会談し、イムンの捕虜交換を提案したが決裂し、イジンチュンはそのまま病床に伏せてしまった。翌日、営州東門に集結した両軍。にらみ合いが続くが数の上からも唐軍が圧倒的に優勢である。しかし、はるか後方で唐軍が弓に倒れ始め、火の手が上がった。東牟山から駆けつけたテ・ジュンサン軍が、間に合ったのだ。挟み撃ちにあったソリンギ軍は営州城の南百里に退却を余儀なくされた。この状況はすぐに唐の長安にいる則天皇帝に知らされた。さすがに則天皇帝も旧高句麗軍3万人の突然の出現には驚いた。突厥、契丹、旧高句麗これらの力は強大だった。則天皇帝は、休戦している突厥との仲を改善しようと、唐と取引に来たまま投獄していた突厥の王子イネンを呼び丁重にもてなすことにした。その頃、泥酔したソリンギは捕虜として捕えていたイへゴと話していた。契丹とテ・ジョヨンは名誉や栄光のためでなく家族を守るために戦っているから絶対負けぬと豪語するイへゴに、腹を立たソリンギは刀を抜いてイへゴに向かって行った…。









