10月11日(日)午後2時30分再放送
――「(相手を刺し殺すのは)まるで豆腐を刺すようなもんやもんね」。
東京の下町に保管されている4000本を超すビデオテープ。それは、戦場に駆り出された若者たち1500人が、平和な日本で初めてカメラの前で語った、戦争の証言映像です。
この番組では、これまでテレビで取り上げられなかった生々しい声の数々をテープから発掘。放送で許されるぎりぎりの本当の戦場の姿をあらわにします。
貫地谷しほりは、幹部兵士ではない“名も無き人々の遺した真実”をもとに取材の旅に出ます。
広島に住んでいる祖母に、子どもの頃の自由研究で戦争の話を聞いたことがあります。今、いろいろなことが変わりそうな中で壮絶で悲惨な体験を聞くことで当時の記憶を受け継ぎ伝えていく役目をこの番組でできたらと思います。
戦争を経験した世代が高齢化し、私たちは当時の証言を得ることが難しくなってきています。
それは、およそ70年前に起きたことを記録に残し伝えていくことの大切さでもあります。
女優の貫地谷しほりさんが、戦争について「今、どうしても真剣に向き合い、考えてみたい」と、
今回の企画に共感し、番組が実現しました。
いまは亡き人たちが私たちに遺していった声に耳を傾けてみませんか。
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