再びの緊急事態宣言となりました。日経プラス10を含めBSテレ東の報道番組は新型コロナウイルスの感染防止策を一層強化するため、19日火曜日からゲストやニュース解説者は可能な限りスタジオと別の部屋で出演することになりました。スタジオの中で出演者同士が会話をする場合は、マスクを着用することとしました。六本木のスタジオを離れ、東京・大手町の日本経済新聞本社からの出演となっている私も、同じです。
大手町のスタジオでは、もともと「密」を避けた運用をしてきました。カメラが4台あるのですが、それを動かすカメラマンはいません。別室(通称「サブ」と呼ばれる副調整室=放送をコントロールする司令室のような部屋)で、どのカメラからどう撮るのか、切り替えやズームイン・アウトを遠隔操作しています。スタジオ内には「あと何秒」などと指示を出してくれるスタッフ1人がマスクを着用。スタジオ内で私が単独でお伝えしている際は、最小限の2人で密集、密接にならないようにしてきました。
今後、マスクをつけてお話する場面も出てくるかもしれません。お見苦しい、お聞き苦しい場面もあるかと思いますが、感染状況を検討したうえでのテレビ東京グループとしての決断となりました。もっとも私は日経の独自ニュースや最後の電子版のコーナーなど独り語りでお伝えすることが多いので、マスクをしない場合も多いのではないかと考えています。出演者がマスクをしていない場合は「ああ、そういうことか」とご理解をいただければ幸いです。
コロナウイルスの影響は意外な分野にも及んでいます。最近、クローズアップされているのが電力の問題です。原発の停止や環境配慮から発電用燃料の主役となったLNG(液化天然ガス)の品不足、この冬の寒波による暖房使用に加え、在宅勤務や「巣ごもり」による家庭での電力需要の増加などで安定供給がピンチです。みなさんの電気代の急上昇にもつながりかねない「電力クライシス」は避けられるのか。週明け25日の日経プラス10でお伝えします。みなさまには引き続き、お大事にご安全にお過ごしのうえ、どうぞ「ステイホーム」で番組をご覧ください。
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大手町のスタジオ。孤独ですが「密」ではありません |
日経プラス10キャスター
岸本好正
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