今年は例年より遅い梅雨明けとなりました。真っ青な空に入道雲、絵に描いたような夏がやってきました。個人的に...夏こそ食べたくなるのがカレーです。
今から15年ほど前に、インドをバックパックで旅したことがあります。ムンバイから入国し、アグラ、ジャイプール、ニューデリー、バラナシなどを約1か月かけて巡る1人旅でした。行く先々での思い出が今でも脳裏に焼き付いていますが、特にカレーとの出会いが衝撃的でした。
それまでの私にとってカレーといえば、時間をかけてじっくり煮込んだ欧風カレー。しかしインドのカレーはファストフードのように、街角の屋台で食べることができ、目の前で調理され提供されるまでの時間がまさにファストでした。軒先に何種類ものスパイスが並び、パパパッとスパイスが調合されていく様子はまさに魔法のように見えたのです。
雑誌などでもカレー特集が多く「暑い夏こそカレー」というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、そこには、消費を喚起したい供給側の事情も多大にありますが、私は何と言っても、スパイスの効能が大きく影響していると思っています。
例えば、カレーの色付けに使うターメリック。日本ではウコンという名前で有名ですが、ターメリックには消化作用や新陳代謝を活性化する働きがあるといわれています。クミンは消化促進・解毒などの効能、ローリエは芳香性の健胃薬として神経痛やリウマチの治療にも使われているそうです。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61627190X10C20A7LKA000/
「大阪スパイスカレー、ルーツは薬の町に だし文化も一役」
本格的な夏の到来。暑い夏と先を見通しづらい世の中の状況を乗り越えるためにも、時にはカレーを食べて、体を気にかけてみるのはいかがでしょうか。
![]() |
![]() |
| インドを旅して出会ったカレー | |
日経プラス10メインキャスター
榎戸 教子
記事は日経プラス10クラブ会員向けのメールマガジンで毎週金曜日に配信しています
⇒詳しくはこちら