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ニュース報道の心

2020年7月17日(金)オンライン・コミュニケーションの時代 榎戸 教子

 日本では働き方改革の一環として推進されているオンライン会議(WEBセミナー等)ですが、ご周知の通り、コロナ禍で必然的に導入する企業が一気に増えました。特にZoomに代表されるオンラインミュニケーションシステムは、企業間のみならず教育や医療現場でも幅広く活用され、もはや社会活動に必要不可欠な存在となっています。


 マーケットを見てもその勢いは顕著です。ウェブ会議システムを手掛けるブイキューブは2月末から株価は1.7倍、米国のZoomは2.5倍と高い人気を誇っています。


 まさにオンライン・コミュニケーション時代の到来なのですが、私はこれまでリアルに話していた対面コミュニケーションと、オンライン(カメラ越し)を通したコミュニケーションとではかなり違いがあると感じています。


 例えばオンラインでは表情、反応が伝わりにくく、集中力もオンラインで続きにくい。ユーチューブの動画では再生時間が3分以上になると視聴者はガクンと下がるそうですから、熱量を伝えるためにも工夫が必要です。オンラインでのイベント開催のコツなどを紹介する記事を参考にしながら、コミュニケーションのあり方を考えることが多くなりました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61450060T10C20A7EAC000/
(「イベントのオンライン化、成功のコツは」日本経済新聞 7月17日 記事)


 普段からカメラに接する機会の多い私も、試行錯誤の連続です。ウェブカメラの位置やカメラ目線、うなずきや身振りなどのアクション、また話し方など、改めて再発見・再認識しています。オンラインでのコミュニケーションスキルの習得は今後、ますます重要になるのではないでしょうか。


 「コミュニケーションの違い」を表にまとめてみました。

 

 リアル

 オンライン

 移動

 時間やコストがかかる

 必要なし

 場所

 商談場所の確保、お茶出し

 必要なし

 表情

 分かりやすい

 分かりにくい

 姿勢

 全身

 上半身

 反応

 分かりやすい

 分かりにくい

 ネット環境

 ・・・

 接続状況により不安定に

 会話

 反応をみながらできる

 一方通行になりがち

 集中力

 ・・・

 続きにくい

 熱量

 伝わりやすい

 伝わりにくい

 五感

 視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚

 視覚、聴覚に頼る


日経プラス10メインキャスター
榎戸 教子


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