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ニュース報道の心

2020年7月3日(金)コロナとエンターテインメント 榎戸 教子

 週末、本当に久しぶりに映画館へ行ってきました。見た映画は「なぜ君は総理大臣になれないのか」。以前、BSテレ東の「NIKKEI日曜サロン」にご出演いただいたことのある衆議院議員、小川淳也さんを17年間取材したドキュメンタリー映画です。1人の政治家を通じて、政治の世界を少し身近に感じることができた作品でした。


 さて、映画館の客席はと言うと、ほぼ満席状態。座席は前後左右に1席ずつ間隔を開けたソーシャルディスタンスが取られており、満席になっても50%のチケットしか販売されていない状況です。


 世界のエンターテインメント業界からも厳しさが聞こえてきます。日本でも有名なカナダのサーカス劇団シルク・ドゥ・ソレイユが6月末に破産法の適用を申請しました。新型コロナウイルスの世界的大流行を受けた休演で経営困難に陥り、約95%の団員のレイオフを強いられたそうです。日本の劇団関係者の知人からも同じような話を聞きました。劇団で稽古生活をしたことがある私としても、他人事には感じることができませんでした。しかし明るい兆しも見えてきました。


 劇団四季は、2月末から中止していた公演を7月半ばの公演再開に向けて準備を進めているそうです。東京ディズニーリゾートは、来場者を平常時の2割(1日15000人)ほどに制限しながら、7月1日に再開しました。


 私が訪れた映画館が満席だったように、エンターテインメントは私たちの生活の中になくてはならない、とても大切な役割があるのだと感じています。感染防止と収益確保の両立が課題です。







ソーシャルディスタンスがとられた映画館の客席

ソーシャルディスタンスがとられた映画館の客席


日経プラス10メインキャスター
榎戸 教子

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