小学生のころは、かなりポッチャリしていて、運動が苦手でした。それでも憧れたのがプロ野球の王貞治選手。当時は756号のホームラン世界記録を達成したばかり。参加していたソフトボールチームで「一本足打法」をまねていました。
当然ですが、打率は悪かったです......。タイミングがバッチリあうと、長打が出るものの、とにかく三振が多い。そのため好機になると必ず、監督はバントのサイン。にがい思い出です。
ビジネスの世界でも一本足打法は難しいとされています。どんなに強いビジネスモデルでも環境の変化についていけない。代表例は吉野家ホールディングス。かつてはメニューをほぼ牛丼に絞り込み効率経営を実現しましたが、BSE(牛海綿状脳症)問題に伴う牛肉の輸入禁止で一転。業績悪化に苦しみました。
6日未明の北海道地震では震源に近い火力発電所が緊急停止したことをきっかけに北海道全域が停電となりました。この火力発電所だけで使用電力の約半分を供給していたのが原因です。効率の追求とリスク分散の絶妙なバランスは――。日経プラス10でも折に触れ、考えていきたいと思います。
日経プラス10プロデューサー
関嗣明
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