「イタリア料理」と、言ったら日本人は一体何を思い浮かべるだろうか? 実はこの質問、イタリア人に聞いても様々な答えが出てき、同じ回答が得られない非常に難しい質問なのだ。 と言うのもイタリアには、各地に根付く郷土料理はあるものの、イタリア全土に広まる“イタリアを代表する料理”はなかなか無いと言うのだ。 そんなイタリア料理を体系化した本がある。 ペッレグリーの・アルトゥージと言う人が書いた「料理の科学と美食の技法」(1981年)はイタリア各地に根付く伝統的な料理をアルトゥージ自らが作り、食べ、そして、「レシピ」にまとめ、紹介している。 今回、料理の腕前に定評がある俳優・速水もこみちがその書籍の著者であるアルトゥージが愛した「イタリアの味」を速水自らの舌で感じるイタリア食紀行に出掛けた。 訪れた場所はフィレンツェ、ローマ、チヴィタ、パレルモ。 イタリアの伝統を体感しながら食文化を堪能し、イタリア料理のバイブルともなった書籍の著者、アルトゥージの人物像に迫った。
【フィレンツェ】 トスカーナ地方のシンプルで豪快な料理で有名なフィレンツェ。 グリルした肉や野菜、豆料理など、農家の家庭料理として食卓に並んでいた料理が特徴的。 アルトゥージが愛したトスカーナ料理を食べた速水の感想は?
【ローマ】 ラツィオ州にあるローマは、内臓料理、新鮮な魚貝料理、ピッツァなどが有名。 イタリアで二番目に羊の放牧も盛んで、羊の乳で作られたペコリーノチーズを特産品としている。 ローマが発祥の日本でもお馴染みの「カルボナーラ」。 実はこの料理、日本で食べられている味と、ローマでの味は全く違った…本場の味とは?
【チヴィタ】 ローマから北におよそ100キロ、人口わずか20人の天空に浮かぶ村チヴィタ。 実はこの村はオリーブオイルに最適な土地が広がっており、 少量ではあるが質のよい貴重なオリーブオイルが収穫できるという。 イタリア料理に欠かせないオリーブオイルを使った料理を速水も作る事に。
【パレルモ】 周囲を海で囲まれているシチリアは漁獲量はイタリアで一番。土地柄を活かし、魚介類を使用した料理が有名。 さらに、アラブの商人が多くパレルモにやってきたことから、屋台のB級料理も盛んである。 速水が屋台のグルメを食べ歩き。イタリア人のお宅にお邪魔し料理を作る。