百年の町なみ

海と山、そして四季に恵まれている美しい島国、日本――。 その風土の中で生き続けてきた日本人はその土地、土地に美しい町並を残してきました。 幾多の風雪に耐え続けてきた茅葺屋根の集落、 土塀や生け垣に囲まれた凛とした静謐さを残す武家屋敷の町並、 白壁の蔵屋敷と土蔵造りの往時の繁栄を忍ばせる商家の町並―― これらの美しい町並は私たち日本人が過去から引き継ぎ、 そして未来へ伝えていくべき「日本の文化遺産」であるばかりではありません。 日本の原風景とも言える町並の中で現在もなお生活を続けている人々がいます
荻野目洋子 ナレーション:荻野目洋子 コラム掲載中
今週の町なみ

#52 3月29日(金) 薬草と葛が築いた商家の町
~奈良県・宇陀市~

奈良県宇陀市。宇陀松山は、江戸時代の町家が多く残り、
その賑わいは「宇陀千軒」と讃えられました。
地酒や吉野葛など、古くからの商いが今も続く商家の町なみです。

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