各地の催事などで駅弁がもてはやされている一方で、じつは駅弁業界は逆風のただ中にある。
高速道路料金の割引や無料化による自動車利用増、列車の廃止・高速化…。
そのあおりを受けているのが、西日本地区の駅弁業者だ。
生き残り策を模索する“駅弁屋”たちを取材する。
50年の歴史を持つ、山口県下関駅の名物駅弁「元祖ふくめし」。
土地の名産であるフグを様々な料理で味わえる贅沢な弁当だ。
製造元である「下関駅弁当」の工場長・荒瀬正廣さん(60)は駅弁一筋に人生を送ってきた。
今年3月に定年を迎えた荒瀬さん。
しかし、その日を待たずに、「元祖ふくめし」は消滅することになった。
この先の売り上げが見込めないため、販売を終了せざるを得なかったのだ。
荒瀬さんの“駅弁人生最後の日”を描く。
特別編となる今回は、太平洋シーサイドラインとも呼ばれる「JR室蘭本線」「JR日高本線」の旅を
じっくりと紹介する。
広大なサラブレッド牧場の間をぬって走る一両編成の列車。
洞爺駅を出た列車の窓いっぱいに広がる、内浦湾の絶景。
もちろん、駅弁も充実している。
絶景と名物駅弁が織り成す、味わい深い旅を取材する。
番組の三大要素である「味」「人」「車窓」。選りすぐりの駅弁を北から南へテーマ別に紹介。
・「味」〜地産地消へのこだわり
・「人」〜駅弁を彩る人間ドラマ
・「車窓」〜名物駅弁とともにある絶景