日本で働いている人の3人に1人は非正規雇用で、そのうち、約7割が女性です。女性の社会進出という言葉をよく耳にしますが、正社員へのハードルは年々高くなっていると言います。人材サービス会社、ビースタイルでトップコンサルタントとして働く林沙耶子さん(30歳)。
彼女の仕事は、派遣スタッフを派遣先の企業に直接雇用してもらえるようにすることです。派遣スタッフの相談役として、派遣先との交渉人として、3年間で86人の派遣スタッフを直接雇用に導いてきました。しかし、直接雇用を勝ち取るのは、そう簡単なことではありません。派遣先からは、スタッフの働きぶりに辛らつな意見をもらうこともあります。もちろん、派遣スタッフのスキルアップや派遣先との条件面の調整などをサポートするのも林さんの仕事です。日本人材派遣協会の調べによると、派遣で働いている人の中で、正社員へ打診された人の割合は18.1%。つまり5人に4人は正規雇用のチャンスもないまま、最悪の場合は「契約の打ち切り」もあるという現状です。林さんは、「派遣スタッフが喜んでくれることが一番うれしい」と言います。どんな言葉を掛ければ相手が気持ちを開いてくれるのか?相手を良く見て、思いやることが出来るからこそ、林さんは仕事を楽しむことができている。そんな風に感じます。
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