Wのチカラ ウーマノミクス

#41 2014年7月10日

ウーマノミクス「ジュエリー」は、思い出や気持ちの宿る大切な物ですが、一方でダイヤモンドなどの採掘には、幼い子どもたちが不当な労働を強いられるなど、発展途上国の貧困問題を誘発している現実がありました。そんな現状をなんとか改善したいとジュエリーブランドの「HASUNA」を立ち上げたのは白木夏子さん(32歳)。

ウーマノミクス白木さんは社長でありながら、自ら素材の調達に出向き、ジュエリーのデザインも手がけています。起業のきっかけは、学生時代に南インドの30以上の村を訪ね、ある光景を目の当たりにしたことでした。鉱山で出てくる原材料を大量に安く買いたたかれ、仲介業者を渡り転売されていくことで、末端の労働者への賃金が少なくなっていくという現状に、白木さんは「ビジネスの仕組みを変えないといけない」と強く思いました。そこで考えたのが、ジュエリーの素材となる生産地へ自らが足を運び、労働基準や自然環境に配慮されているかをその目で確認し、適正な代金で取引を行うこと。その一歩を踏み出す事で、貧困問題を解消し、子供たちが働かなくてもいい社会を実現していくのだと言います。見た目だけではない、人と人をつなげる“輝き”。彼女の真のジュエリーの美しさへの追求は現在も続いています。

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