■マーケットウィナーズ( 9/26 放送 )
テーマ:
底を打った?米国住宅用不動産価格
ゲスト :
岡崎良介氏
(ITCインベストメント・パートナーズ(株)取締役)
岡崎氏:
新築の住宅価格を2種類。この番組でも取り上げましたけれども、中央値と平均値です。
赤い方が平均値なんですが、アメリカは豪邸がありますから、結構平均値が高くなるんですね。平均値で見ると1月ぐらいにボトムが、中央値の方は3月ぐらいにボトムが来たのか来てないのか、というような動きです。
番組でもよく取り上げているケース・シラー指数、主要10都市の動きなんですが、5月が、とりあえずボトムになって6月がちょっと上がっています。
今回は、このケース・シラーを少し細かく分析してみて、地域ごとにどんな動きになっているのかを見てみたいと思います。
住宅価格が実際に底入れしたと見られるようないくつかの都市があります。
例えばクリーブランドというオハイオ州の商業都市なのですが、安値から6%も上がりました。ダラスは3%、サンフランシスコも上がっています。アメリカの首都ワシントン、そしてデンバー。こういったところは住宅価格が上がっているんです。
例えば研究都市クリーブランド。石油産業で有名なダラス。軍事産業、テキサス・インスツルメンツという会社の本社がありますね。シリコンバレーのサンフランシスコ。政府関連産業のワシントン。
シリコンマウンテンなんて言い方をされているデンバーなど、それなりに特色のある街なんですね。
こういったところから順番に景気回復の恩恵を受けてか、住宅価格も上がりつつあります。ケース・シラーの分析によりますと、20都市のうち15都市がとりあえず底を打った可能性があるかなという感じなんです。
ただ、まだ気は許せません。なぜかというと駄目なところがいるんですね。
5都市。それも大きなところです。
ラスベガス、タンパ、デトロイト、シアトル、シャーロット。
ちょっと場所を見て下さい。
先ほど、上がったところ、クリーブランドとかデンバーとかありましたけれども、例えばラスベガスを見てほしいのですが、サンフランシスコの隣ですね。このラスベガスは有名ですよね。観光業、カジノです。
それから次のタンパ、フロリダ州のタンパベイ、夜景なんかで有名ですよね。ここもラスベガスと同じように観光業、会社で言うとオフィス・デポという会社の本社があります。デトロイトは自動車産業ですね、GM、フォードの本社があります。
やはり自動車産業不況ですから、まだ住宅価格が下がっています。
シアトルは、スターバックスとかボーイング、マイクロソフト、アマゾンなんかもそうです。ここも新しい産業が多かったせいか今のところ住宅価格がまだ下がり続けているんですね。
さて、今日は久しぶりにクイズにしてみたいと思います。一番下のシャーロットという街。ノースカロライナ州にある古い街なのですが、なぜかこの街、住宅価格が下がり続けています。これには致命的な要因があります。
問題は、シャーロットとう街の主要産業は何かということ。同時にその主要産業を支えている大きな会社が2つあります。その2つの会社の本社がこのシャーロットにあります。これを答えてください。