■マーケットウィナーズ( 6/6 放送 )
テーマ:
急ピッチの上昇が続いた新興市場と、注目銘柄について
ゲスト :
中村孝也氏
((株)フィスコ プレイス 取締役)
中村氏:
新興市場は日経平均と比べても足元急激に上がり始めてきているという状況を見てとれるんですが、今年、2009年の大発会を100として指数化したものですが、日経平均と比べても相対的に底堅い状況ですね。そして、ここにきて力強い上昇が見てとれます。
5月20日過ぎぐらいから急激に指数が上がり始めたのはなぜかというと、決算が一巡して、その評価が固まりつつある時期だったんですね。ではその決算はどうだったかというのを確かめてみたいと思います。
達成できるかどうかは別にして、一点だけが非常に目立つ状況になっていると思うんですね。2010年3月期の通期予想というのは、実は49.2%増なんです。東証1部が5%減であるのに対して大幅な増益。中間期の予想も東証1部と比べて減益率というのは小さいという状況ですね。
しかももうちょっと遡って2009年3月期、これは実績ですが東証1部よりも実は成績が良かったということです。新興市場の方が今のところですが決算は順調だったというのは見てとれると思います。
先ほど新興市場の株価が上がってきたというお話をしましたが、その株価が急激に 上がってきた5月22日ぐらいからなんですが、そこからの株価の推移をピックアップ してきたもので、東証マザーズとヘラクレス市場の銘柄の中で上昇率が高いものを並べ てみました。この中でナノメディアの業績をちょっと見ていただきたいのですが、
この中でナノメディアの業績をちょっと見ていただきたいのですが、先ほど並べてきた5社も同様なんですが、すべてがすべてこのような業績なんですね。
どういうような業績かというと2010年3月期の予想経常利益の欄を見てください。黒字転換を果たしているというような業績予想なんですね。やはり株価が上がりやすいというのも、黒字転換だとか、増益率が急激にアップしただとか、そういうような銘柄ですから、それに当てはまった銘柄群がどんどん上がっていったというような形ですね。
そしてもうひとつ見ていただきたい業績があるんですが、ナノメディアの前期までの業績ですね。どういうことかというと、2009年3月期の最終四半期のところですね。 第4四半期と書いてありますが、そこが赤で○をされています。どういうことかというと、2009年3月期の最終四半期は、7,900万円の赤字であった。その前年同期比が2億9,000万円の黒字であったので、赤字に転落しているということですね。
これは実際業績が悪かったわけですから、今期黒字転換するといっても、そう簡単に達成できるのかというような疑念は生まれてくると思います。 ですので、このような銘柄、黒字転換予想で株価急騰してますけれども、それが長い間続くかどうかというのは、業績の推移をちゃんと確認する必要はあるわけですよね。
ですのでどういう銘柄を選べばいいのかといいますと、前期末まで、もしくは足元まで業績が良くなっていて、今期予想がかなり好転している銘柄。こういうものを選ぶ必要があるだろうという風に考えています。
それらがこの5銘柄にある程度集約されるのかなという風には思っています。一番上のアマナHDという会社、写真をライブラリーにして、販売している会社です。順調に株価は上昇しています。コストの管理が上手くいき始めていて、業績はV字回復を達成できているという状況です。
もう一つ、ザインエレクトロニクスですが、この会社は、フルハードディスクテレビですとか、後は倍速テレビなどのシステムLSIを作っている会社ですね。これも先ほどご紹介した製品群が好調で、業績が好転。株価も順調ですね。