■マーケットウィナーズ( 5/2 放送 )

テーマ: 直近新興市場の動きを探る!
ゲスト :
中村孝也氏
((株)フィスコ プレイス 取締役)


中村氏: 4月からの上昇を日経平均と比べてみました。
すぐに目がつく数字があると思うんですけど、東証マザーズ指数。
10%の上昇となっています。
なぜ大きく上昇したのかというとネット関連株の上昇がかなり寄与しているんですね。
ネット関連株、時価総額上位で代表的な銘柄というのがミクシィ。
底値から上昇見てみるとかなり上昇していますね。
そしてもう一つ サイバーエージェント。こちらも順調に上昇しています。
どちらも業績的には利益成長が鈍化している事が見られますね。
売られすぎた反動が観測されるという状況ではあるんですけれども
この時価総額上位ネット関連、この共通のキーワードのものが上がって指数を
けん引したというのが今の状況ですね。


  日経平均、日経JQ平均、東証マザーズ指数、
いずれも週足をピックアップしていきました。
いずれの形状もよく似ていると思うんですけども1月の戻り高値をですね
明確に上まっていない状況を見て取れると思います。
いずれも形状的にはボックス。
東証マザーズ指数だけちょっと上がっているように見えますが、
明確に上抜けてる状況じゃないんですね。
よくよく形状を見てみると、東証1部が上がった、その後に新興市場がそれを
後追いしたという様な状況を見て取れます。
ボックス圏という事を考えるとネット関連株が指数をもっとけん引して、
更にどんどん指数が上がっていくかというと今のところはそういう風には考えられ
ないかなと思います。
そのような状況というのは、アメリカの銀行であるとか、アメリカの自動車業界ですね
これの問題も去ることながら、足元で発表されつつある決算の行方、
こういうのも方向感を決めかねる要因のひとつではないかと思います。


  決算の数字をまとめてきましたので、おさらいという意味を含めて見て頂ければと
思います。
東証1部はですね中間期までの落ち込み、2割位落ち込んでいますけれども
ここと比べたら軽微なわけですよね。
これが比較のハードル(比較対象)になりますので
これ見てください、まだ参考程度の数字ですけれども
中間期までの予想というのは8割の減益。
ちょっと厳しい数字なわけですね。
新興市場決算発表のピークが東証1部よりまだ後ろなんですよね。
これまだ数字が確定していないという様な状況です。
これは今後どんどん発表されていきますのでまた次回詳しくお伝えできると思うんですが、この新興市場と東証1部の数字を見て、1つ覚えておいて頂きたい事があります。
新興市場、第1四半期、前第1四半期からかなり数字が悪くなっていたんですね。
東証1部よりも新興市場のほうが業績が好転するのがもしかしたら早いかもしれない。
ですのでボックスブレイクは東証1部よりは早いかもしれない。
これは覚えておいていいかと思います。
現段階においてはボックスオーバー継続というのは
今数字が出てきてないわけですから、ネット関連株の上昇もこれからまた
どうなるかわからないというような状況においてはボックスオーバー継続、
ですので下がった段階でリバウンド狙いのネット関連株買いというのは
ひとつの選択肢だとは思うんですけど、業績好調でトップ高を続けていく様な
好業績銘柄というのをピックアップしておくのが一応今のところの王道なのかと
思います。
ボックスで推移するわけですから、それに左右されないでどんどん上がっていく
様な可能性のある銘柄ですね。これを狙ってみたいかなと思います。


  まだ決算された銘柄が多くないので、この様な数銘柄という形になりますけれども
ネット関連の一角を紹介したいと思います。
ネットプライスですね。この会社はネットで通販を行っている会社なんですけれども
イーベイに加えて中国のアリババとも業務提携したと、業績は、実は中間期決算発表したばかりなんですが1−3月期の業績だけ見ると経常利益2.1倍ですね。
非常に好業績です。巣篭もり消費だとか、あとは低価格戦略、こういうのが当たっているみたいですね。
次の会社、ケイブという会社を見て頂きたいのですが、
この会社は携帯コンテンツの配信をしている会社です。
昨年12月から今年の1月までの経常利益というのは36.9%増益ですね。
2009年5月の通期予想に対しても上ぶれペースで推移している。
上方修正の可能性がありますね。
なぜ好業績が達成できているかというと、北米ですとか、台湾、
こちらの事業が軌道に乗り始めている状況ですね。
最後にもう1社だけ紹介しておくと
ACCESSという会社ですね。

この会社はモバイル端末向けのソフトの会社ですね。
これまでソフトウェア資産の減損処理というのをずっと行ってきて、
今の段階で減損が一服して利益が出やすい状況ではあるんですね。
あとは中国の次世代携帯電話、これを普及させるという、昨今の状況において
活躍の余地が拡がるかもしれないですね。