■マーケットウィナーズ( 2/14 放送 )
テーマ:
第3四半期決算で新たに注目されるテーマ・銘柄
ゲスト :
中村孝也氏
((株)フィスコ プレイス 取締役)
中村氏:
新興3市場に上場する銘柄の経常損益の増減率の動向です。
第1四半期、中間期、第3四半期、どんどん累計していってます。
第1四半期、実は非常に悪くて、一気に、前年同比32パーセント減益まできました。
中間期はどうなったかというと、39パーセント減益、方向的には悪化がどんどん進んでるという形ですけれども、いきなり32パーセント減益になったところから、7つしか数字は悪くなっていないということです。
下がり方が緩やかになってきたという事ですね。
第3四半期見てください。
39、たしかにこの数字的にはあまりよろしくない。
ただその悪化のスピードはどうでしょう。方向性としては横ばいですね。
東証1部の数字も見ていただきたいんですが、実は東証1部42パーセント減益なんですね。
中間期時点で2割減益位でしたから、そこからまた更に第3四半期も悪くなってる。
方向性という意味でも数字という意味でも新興市場が良くなったのは本当に前期の第1四半期以来の久しぶりの出来事ですね。
新興市場変化の兆しが見えてきてるというような形ですね。
テーマというのも、環境、環境と騒がれますけども、その影に隠れて3つほど、徐々にテーマが醸成されているものがあるのかなと思って、持ってきたのがあるんですけども、今までそっぽを向かれていた所があると思います。これをちょっと見てください。
まず1個目が「パチンコ、パチスロメーカー関連」。
この中で、藤商事という会社、見事に高値圏で推移してるんですが、どういう事が起こっているかというと、業界環境って今までずっと縮小してきたわけですね。
ただ業界環境の悪化というのが、かなり長期に渡りましたので、そろそろパチンコホールの設備投資意欲が高まってきているというのと、やはり規制の改正が大きいと思います。
規制の改正によって、ゲーム性、楽しさをより求めた機種がどんどん出てきているというのが一つ、パチンコ関連に追い風になっています。
この表もう1回見て頂きたいんですけど、好業績銘柄、○がついているのがそうなんですけども、挙げてきたものほとんど、かなり多くの部分で好転してきているというのが1つ、注目すべき点ですね。
もう一つセガサミー。これも近々に決算発表したばかりで、株価は派手になってませんが高値圏という様な形ですね。
これまで業界環境というのはずっと悪かったので、これからもっと減らすのかというと、そうではないかもしれないという考え方も出来るかもしれないですね。
たしかに、業界環境は凄くいい訳ではありません。
2つ目は携帯電話のソフトウェアですね。
中でもACCESSという会社が業績好転してきているんですが、ACCESSの場合は2009年1月期の業績予想、黒字転換を発表しました。
国内のモバイル端末仕様というのは縮小してるんですけどもコスト削減に同社の活躍余地もあるのかもしれません。
ソフトウェアの資産の圧縮が進んで財務的なリスクというのも若干減ってきたという所が挙げられると思います。
もう一つニュースとして、富士通が台湾で携帯を販売、進出するというニュースがありますけども、今まで内向き内向きで来た国内の端末メーカーというのは外に目を向けたというのももしかしたらこういう業態にプラスなのかもしれませんね。
3番目、アフィリエイトです。
アフィリエイトとは何か?成果報酬型の広告なんですけども。
例えば「クリック1回してくれたらいくらですよ」とかですね、そういう広告ですね。
今、景気が後退してきて、企業のその広告に対する「どのくらい広告を出して儲かるのか?」という選別をするのが非常に厳しくなっている。
そういった中でアフィリエイトが見直される方向にあると思うんですけれどもファンコミュニケーションズ。この会社、業績上方修正を発表していて、企業のその成果報酬に対する見方の変化というのが業績にだんだん反映されてる可能性はあるということです。
もう1社見て頂きたいんですが、アドウェイズという会社ですね。
これも見事な右肩上がりなんですけども、業績、利益成長ともに極めて高いものがあります。
ここ最近、足元 株価調整をしてますが、かなり上昇した事に対する「押し」位の様な感じに株価は止まっていますね。
決算の数字を見ていると、一つの区切りとしても3カ月程度というのがひとつ、区切りになってくるかなという風には思うんですけれども。
それ位は見ていられるかなと思います。