■マーケットウィナーズ( 11/15 放送 )

テーマ: 日本株の暴落分析
ゲスト :
岡崎良介氏
(TAKMAキャピタル(株)運用担当取締役CIO)

岡崎氏: 先週アメリカ株の過去80年ぐらいの前日比騰落率20,113日のデータをお見せしたところ、好評で、次は日本株をやってくれということで古い話になると、手打ちになってしまったので、1970年からしか間に合いませんでした。10,000日分だけですけどもお持ちしました。



その前に日本株の騰落率のワースト記録を見てもらえますか。
前日比騰落率の下落した大きいもの順です。
1位はなんといっても87年の10月20日、ブラックマンデーの翌日ですね。
15%落ちました。2位から今年の金融危機です。ワースト10の中の5回。
ワースト20の中の8回ですよね。こんな風に08年になってから大暴落と呼べる日が頻発しています。その10,000日のデータを見てもらいたいんですが、ヒストグラムで前回同様に作りました。



日経平均株価の過去10,328日ですね。アメリカに比べるとやはり日本株の方が騰落率、ブレ幅が大きいです。標準偏差の数字が大きいのと、3%以上大暴落した日の%、それから3%以上大暴騰した日の%が大きくなっています。ではここで、3%以上大暴落した162日をここから分析していきます。大暴落の特徴はこんな感じです。



大暴落の特徴はこんな感じです。
前日比3%以上の暴落は、日本株バブルの崩壊後、つまり1990年以降です。
しょっちゅう起こるようになったと。その前はブラックマンデーがあったり、ニクソンショックがあったり、いろんなことがあったんですが、そんなにしょっちゅう起きるものじゃなかったんです。やはりバブルの崩壊以降のことなんですね。



さらに、162日間の特徴を曜日で見てみましょう。こういう特徴になります。
圧倒的に月曜日が多いんです。土曜日が1%だけあるのは、昔土曜日も半日あったからです。火、水、木、金は大体均等です。圧倒的に月曜日が多い。おそらくアメリカと同じように土曜日、日曜日に考えて、月曜日に売っていこうという個人投資家が多いんじゃないかと思います。



では、今回の動きを見てみましょう。
今回の動き、昨年の8月に、アメリカの公定歩合が緊急に引き下げられたときなんですけども、円の独歩高があったときですけれども、5%下落して、それから今年になってから1月ぐらいから3%以上の下落が続いて、圧巻は9月16日火曜日から、リーマンブラザーズの破綻からですね。そこからは引っ切り無しに、11%下落なんて日もありますよね。ここでも曜日を見て下さい。初期の頃は月曜日が多いんですよ。
10月27日の月曜日で止まっているんです。一番曜日で多い月曜日は、今回もアメリカ株と同様に10月27日以降発生していないんですね。たぶん主体が変わったのかなという気がするんです。スイングトレーダーと言われているような、1週間ぐらいかけて、先物などを使って、投機的な動きをする人たち、この人たちが最近の暴落の主役ではないのかなという風に私は分析しています。
個人の売りはもう治まったんじゃないかなと。むしろ買い方に回っているのが数字にも現れていますからね。