■マーケットウィナーズ( 10/25 放送 )
恐怖指数も大変なことになっています。 VIXです。シカゴオプション取引所のSP500種のオプションから算出されるボラティリティインデックスですのでVIXということなんですが、赤線が日経平均、昨夏以降の推移ということなんですが、点線部分で折り返すみたいな動きになっていますよね。特にVIXが跳ね上がる局面、30近辺でピークアウトして上の株価はボトム打ちを果たすということをこれまで何回も何回も果たしてきたわけですが、今度に限ってはわけが違ったということですよね。30でピークアウトするどころか、そこからブチキレて70近辺まで駆け上がったと。阿鼻叫喚。株価も落っこちということですよね。 とにかくNYの心理状況がこんな異常な状況下にまだあるということで、やっぱりこれの落ち着きを見ないことには判断がつかない、というのが正直なところですよね。 現状とその後についてまとめてみました。
リーマンショックを契機にアメリカで金融危機が勃発。それが欧州に移っていったということなんですが、それに関しましては一応政府等も手立てがとられました。 公的資金を入れる。政府保証をつける。預金も保護する。不良債権も買い取ると。 一応策が示されて、それなりにインターバンク市場なんかは落ち着きを取り戻しつつあるのですが、残念ながら問題は次のステージに移ってたということですよね。 エコノミストの方がよく景気後退については話されますのでここでは割愛させていただきます。 マーケット的に一番痛いのはこちらの運用の崩壊ですよね。12年バブル崩壊と書いてありますが、なんと言ってもこれだけ株価が急変動すると、とんでもないことが起こっていると。例えば投資銀行が消滅する、ヘッジファンドが行き詰る、そんなことは当たり前で、普通に運用している年金、それからアメリカのミューチュアルファンド、そういった辺りからも買いや売りが大量に出ているということでひっくり返っちゃったわけですよね。また円キャリーみたいな取引がひっくり返っているので、周辺国・新興国で通貨危機が勃発と。これが経済危機に至らないとも限らないということですよね。 こういう問題点に対してこういうことになります。 通貨危機に対してはIMFとか日銀とか、そういった辺りが手当てしていくべきでしょうし、景気後退に対しては景気対策を各国で競争するべしということだと思いますし、運用の崩壊で欧米勢のリスクマネーが逃げ出していく代わりに国内の個人投資家等のマネーを新規で誘引していかないといけない。この辺りですよね。外国人と日本の個人投資家がうまく手替わりがきくかどうか。ここが年末までの見所になると思いますね。
まず見極めないといけないのが、金融安定化の進ちょく。それから景気後退。 それから3番目ですよね。投信とかヘッジファンドの解約がいったいいつまで続くのか。 それから、これから始まる企業決算。ということになります。 なんといいましてもこちらですね。強制リセット。残念ながら今強制リセット相場なんですよ。海外勢の需給を押し付けるような換金売り、換金売りの嵐っていうのがいったいいつ収まるのか、それさえ収まれば恐怖から徐々に理性が戻ってくるということで、ここからの投資判断といいますか、投資について考えるべきことはこちらだと思います。
大激動時代の投資戦略ということで、当面デジタルな上げ下げを繰り広げられると。 特に225主導で大きく動きます。週末も881円安ですし。 そして、低迷がいつまで続くのかわからないので時間分散を計らないといけないということですよね。特に今週、先週辺りから動き始めているのが、日経平均連動型のインデックスファンドが銀行などでも人気だと。それからマーケットでも225連動型のETFが随分投資家に馴染んできたと。それから超優良株、あるいは好財務キャッシュリッチ。やっぱりこういう局面ですからいい株を時間分散で買っていくということが必要になるわけですが、好財務キャッシュリッチだと自社株買いができるということになります。外需より内需。そういった趣向は強まると思いますし、円高メリット、あるいは原油安メリット株、そういった切り口もこれから出てくると。それからなんといいましても激動の嵐の中ですからセーフハーバーを求めてこんなところが業種的には賑わうのかな、という感じですね。
こちらは投資レーダー社のHPからそのまま抜き出してきたものです。 毎週毎週、日本経済新聞にも掲載されていますが、1週間分まとめて投資レーダーで見ることができます。その中で先週分に出たものでは、リソー教育とスター精密。すでに株式市場では自社株買いの発表を期に株価が大きく動くような状況になってきています。スター精密は株価は週末金曜日もたもたしてしまいましたが、それでもやはり自社株買いの発表がきっかけになってしっかりした動きを取り戻しています。そしてもうひとつこちらは先週分の発表ですが、ジェイコムですね。そして東証1部の富士ソフト。 こちらも金曜日は大きな下げになってしまいましたが、それまでの動きというのは自社株買いも功を奏して少し持ち直しの動きが出てきました。小型株辺りは大きめな発行済み株式総数に対する自社株買いのインパクトの大きなものを中心にマーケットは鵜の目鷹の目で探すような動きになってきていますね。
セーフハーバーから銘柄を挙げるとすれば、例えば薬品なんかでしたら武田ですね。 結構底堅くはなってきているということですし、やっぱりこれからどんどん不景気色が強まりますので、デフレ警告が強まるわけですよ。となるとユニクロとかカッパクリエイトとか、そういう安売りを売りにするところが力強くなるということで、ここではサイゼリアなんか見てみましょうか。噂のメラミンの件で売り込まれるような局面がありましたが、それでも崩れてないんですよね。やはりあれは事故ですよね。 デフレを考えたら再び注目が集まると思います。