■マーケットウィナーズ( 3/22 放送 )
テーマ:
「第7回銘柄ガチンコ勝負」
ゲスト :
鈴木一之 氏
((株)インフォストックスドットコム チーフアナリスト)
鎌田伸一 氏
(日経ラジオ社 情報制作局 記者)
鈴木氏 :
日経平均がマイナスの19.5%だったんですね。
鎌田氏 :
この5銘柄の狙いは、配当利回りが2%以上ということでセレクトしました。 3月の時点では配当取りで株価がじわじわと上がるというような観点で3カ月前に 選んだ株なんですね。あんまり配当取りですとか、そういう話は3月になって出ませんでしたね。
岡崎氏 :
実際3カ月前鎌田さんは、この銘柄が駄目な時っていうのはTOPIXが駄目なときだと。それは当たったんですよね。
鎌田氏 :
トヨタ辺りが14%下げて、随分下げたなという感じしますけども、日経平均が19%の下げですら、 自社株買いの状況なんかは株価面には効いてるということですよね。
鈴木氏 :
私の観点は、小型、PBR1倍割れ銘柄でありましたね。
ところがPBR0.8倍の銘柄は0.5倍まで下がるというような相場に直面しまして、 菱洋エレクトロン、まさにそれなんかは1500円でPBRが0.8倍ぐらいのが、 さらに4割も下がる。そこからさらに3割下がるという相場になってしまって、 小型株は非常に厳しかった。受難の時代だったと思います。
そんな中でもフジッコは-3%。これは食品ですからディフェンシブ株として、売られはしなかったということになるだけなんですね。
鎌田氏 :
今回はまた勝ちにいきました。6月の状況を見据えた投資法です。
4月5月に決算発表があります。そして、2009年3月期の業績見通しが企業側から開示されます。今回選んだ5銘柄はこの日経会社情報において2009年3月期の利益見通しが2008年3月期の見込みを上回っている。つまり来期の増益が予想される株を5つセレクトしました。今企業収益の状況っていうのは、皆さん投資家の方、来年度は円高、原油高、どうなっちゃうんだろうと思っている方多いと思うんですよね。
そこで、企業収益が来期も上向きということを公表された企業の株価は少なくとも全体をアウトパフォームするであろうということで、5銘柄を選ばしていただきました。
松下電器、エレクトロ二クスの有力な会社ですよね。こちら、円高跳ね返して来年度の増益の予想というものが日経の記者のほうでは見通されております。
経常利益も、営業利益も両方とも今期見通しと比べて来期が上ということですね。
営業利益ですと4,700億円台が、5千億円台になるというような見通しが立てられております。
三菱商事あたりも金曜日は株価の方が下落しましたけれども、 エネルギー価格の上昇などを踏まえて来年度も業績上向きであろうということがアナリストの基本的な見方になっておりますので、 こうした日経会社情報を参考に来年度の収益が今年度よりも上にいきそうな銘柄を選んでいくというような姿勢を私はこの銘柄を選びました。
鈴木氏 :
引き続き小型株にこだわってみました。
前回は小型株のPBRで厳しかったものですから、今回は私の予想は捨てました。
世間の予想を重視いたしました。世間の予想はというのは、株価レーティングです。
日経会社情報のそれぞれの銘柄の一番下のところに株価Rというのがありますが、 証券各社の投資判断、株価のレーティングです。
ここに挙げました5銘柄は全て星が5つ付いてます。 ですから証券会社がみんな強気の判断、最上級の判断を下しているという銘柄ばかりを選びました。
ABCマートは幸か不幸かこの1週間で大きく戻ってしまったんですね。
ちょうど1週間前に出ていれば、鈴木さんの言うとおりにボンボン上がってるねっていう話になったんでしょうが、ずいぶん高いところからのスタートすることになります。