これは新興3市場の経常増益率なんですけれども、見ていただきたいのは07年9月中間期の数値は17%の経常増益ということになります。そして08年3月期通期の予想は14%増益なんですね。中間期までの数値は通期の伸び率っていうのを上回っている。今の段階では、業績下方修正懸念が非常に台頭するような状況にはないということなんですね。
1つだけ気になる点があるんですね。07年6月第1四半期の数字26%増益なんですけども、そこから中間期17%増益までちょっと利益の成長が鈍化してきているわけですね。さらに利益成長が鈍化するようであれば、残念ながら下方修正懸念というのが台頭してきます。
そうすると色々考えなきゃいけないところが出てきますので、2月に発表される第3四半期の数字というのはしっかりと見といていただきたいなという風に思います。
現状のスタンスは買い下がりというのを考えているんですね。
繰り返しになりますが、予想PERで見れば下値は近いというようなことになりますけども、その一方で収益懸念が台頭すればPBRの水準まで落ちてしまうと。
どちらか一方にベットするんじゃなくて、買い下がりでどちらにも対応できるような形にしておいたほうが良いのかなという風に考えているんですね。
もし、PER水準で下げ止まるということは、そのまま上がってしまうわけですね。
そうなると、「あれ、買えない」ということになってしまいます。
ただ、今全額買ってしまって、下に行ってしまったらどうなるのかと。
そうなると鈴木さんが日ごろおっしゃっている「幅で買う」「レンジで買う」
というのが1つの方法として考えられるということですね。 |