■マーケットウィナーズ(12/8放送) |
||||||||||||
|
||||||||||||
鈴木氏:先週、先々週にかけて、大きな動きが出てきていると思うんですが、利回りベースの株価が少しずつ動いています。日本株は全然世界から出遅れてしまっていると言われていますが、その分、バリュー価値がかなり高まっている。バリュー株の出番が近づいていると思うんですね。配当利回りが長期金利を逆転したというニュースが11月末に出ていました。このグラフを見ていただきたいんですが。 |
||||||||||||
|
|
||||||||||||
まさに、これはその様子をグラフにしたものです。上にあるのは10年国債の 流通利回り、下にあるのが東証1部全銘柄の予想配当利回りの推移です。 過去1年間を日足ベースで描いてますと、まさにこの11月の末から直近にかけて 利回りが両者逆転しているという現象が起きている。株式を買ったほうが利回り ベースでは採算に乗るといった状況になっています。 REIT指数もこの週末にかけて動きが出ていまして、サブプライムローンでやはり 日本でも同じようにREIT指数大きく売られたんですが、直近で、 週末まで8連騰を記録しておりまして、こちらもやはり配当利回り狙いの動きが 少しずつ始まっているのかなという状況になっていると思いますね。 配当利回りを改めてクローズアップしたいと思います。スクリーニングをかけてきたんですが、 |
||||||||||||
|
|
||||||||||||
スクリーニングの条件は、こちらにありますように予想配当利回りの高い銘柄。 東証1部に限定して時価総額1,000億円以上。配当利回りが2.0%以上キープできる銘柄。ただし、これだけでスクリーニングをかけますと大体東証1部で80銘柄前後出てくるんですね。日によって株価の水準が違いますからバラけるんですけど、 その中からシクリカル銘柄はなるべくはずすようにしてランキングを作りました。 なんでシクリカル銘柄をはずすのかと言いますと、やはり世界経済が若干下方修正され始めている。そうすると景気に敏感なシクリカル、鉄鋼、海運、商社、非鉄、化学辺りはどうしても業績のブレが起きて減配するリスクがちょっと高まるんじゃないかなと思うんですね。そこらへんで、主観的なんですけど、シクリカル銘柄は今はずしています。そうしますとこのような形になりますね。 |
||||||||||||
|
|
||||||||||||
80銘柄ぐらいある中からシクリカル銘柄はちょっと除いて、その内の上位20銘柄をリストアップしていますけど、ちょっと順番に銘柄を追いかけていきましょうか。
まずは、武富士、SBI、日産自動車辺りからいきましょう。武富士は少しずつ
直近高値を更新して上向きの動きを出してきています。配当利回り6%、業績厳しかったんですが、配当はあまり変更していません。それからSBIホールディングス。こちらも株価一度大きく売られて、新興市場が持ち直ってきたのでベンチャーキャピタルであるSBIは少しずつ株価回復してきてます。そしてもう一つ、日産自動車、どうしてもトヨタ辺りが注目されがちなんですが、自動車株では日産自動車。親会社のルノーが株式の過半数近くを握っていますので、配当を親会社に払うという役目を帯びていますから40円配当は死守するという動きになりますね。ですから配当利回り3%台です。
8番目になりますと東燃ゼネラル石油、石油株ですが、シクリカルなんですけど、配当利回りが高いので有名な銘柄です。これは12月決算ですので、少しずつ、ひょっとしたら早くも12月決算の配当取りが始まっているかもしれません。
そして18位のNTTドコモです。直近高値を抜いて上に動いてきている。NTTドコモは配当利回り2.6%ぐらいとれる銘柄に実はなってきていますので、バリュー株としてのドコモ、という位置づけが少しずつ見直されていくんじゃないかなと思います。
|
||||||||||||