■マーケットウィナーズ(7/14放送) |
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岡崎氏:早いもので半年が過ぎてしまいました。マーケットは本当にいろんなことがあって、どんどん流されていってしまうところがあるんですよね。ですので、こういう機会にとりあえず自分が何を考えていたのか、あるいはその半年の間に何があったのかおさらいしておくことが次の半年を考える上でとても重要な何かの主になるのが見つかるかもしれません。 |
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岡崎氏:今年の1月に『サプライズ、びっくりするようなことがあるとしたらどんなことですか?3つ上げてください。』というお題をいただいた、その時に出したものをそのまま持ってきたんです。ちょっと面白くてちょっと自慢になるので、見てもらいたいんですけれど、1つ目が安倍政権崩壊。崩壊はその時はちょっと言い過ぎだったんですけど、確かにポロポロポロポロ出てますでしょ?逆風が吹いていて、いい線いってたなと。
2つ目に新興市場独歩高。これはちょっと言い過ぎかもしれませんけれども、新興市場そこそこのところで底打ったみたいな、これから先の半年にひょっとしたらいくかもしれないなと。最後に米国金利の再引き上げ。金融の引き締めはしてないんですけども、6月に入って長期金利が急騰してしまって、結構いい線いったんじゃないかと。 |
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鈴木氏:ここからはお題通り、07年上半期注目ポイントになっていくわけですね。新興国の株価上昇、新興市場ではありません。大変な上昇を見ました。そしてもう一つ、外国人の日本株買い。もうすでに1月〜6月の6ヵ月間で日本株を外国人は6兆5000億円買い越していますね。でもあまり手ごたえっていうものがないんですね。普通こんなに買うと日経平均3割ぐらい上がってもおかしくないんですけどね。これの裏返しかもしれませんが、上の2つが合わさって銘柄間の格差拡大。上がる銘柄は上がり続け、下がる銘柄は下がり続けるという動きが非常に強まったのがこの前半の特徴なんじゃないかというふうに思うわけですね。 |
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山田氏:前々回の放送でもお話しましたが、相場のド真ん中は「アジアンドリーム」であると。コマツが売り上げ2倍で、利益20倍みたいな話をしましたがそういう銘柄がいつまででも走る相場だったということ。それから「環境革命」〜地球温暖化阻止ということで、原発とかソーラーとかあらゆるエネルギーに関する銘柄分が次々と吹き上がる、そういった相場だったということ。それから新興市場はようやく5月に底入れたなと、この3つが上半期の注目ポイントだったなと思われます。 岡崎氏:特に新興国の株価上昇というのと、アジアンっていうのは実は表裏一体の関係ですもんね。 山田氏:ついでに言いますと、アジアンと環境革命っていうのも表裏一体なんです。 | ||||||||||||
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中村氏:私もちょっと皆さんと被っているところはあるんですが、1番目ですね、新興市場底打ち、これ上半期の1つのポイントかなと思います。2番目ですね、新興市場が調子悪かったというのもありましてIPO社数っていうのは年初からちょっと減り気味だったんですね、2割減少していると。そして3番目、新興市場の期初予想2桁増益という形になりました。岡崎さんだけに自慢させておくのはなんですので、私も年初のサプライズ予想じゃないですけど、IPO社数2割減という、年初はIPO社数激減でプレミアム感が増すですね。激減はしてないですけどちょっとプレミアム感は増したかなと。それから監査の厳格化で利益のハードルが下がって、今期期初予想は2桁増かなというふうな予想したんですけど、2桁増で達成できるかどうかはわからないですけども、増は増だと。 |
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中村氏:東証マザーズ指数ですね、週足を見ていただきたいんですけど、底打ちしたのが5月下旬ですね。21日だったと思うんですけれども、この期間何が起こったかというと、悪い悪いと言われていた新興市場の決算がほぼ通過したと。あとは投資事業組合の売りですね、5月末にかけてすごい出るんじゃないかと言われてたのが終了したというような形でここから底打ちを果たしていると。足元ではややちょっと苦戦してるんですけど、ただですね、投資信託等々大きな資金を動かすところの買いってのは若干目立ってきたというのと、やはり10分の1という数字関係ないんですけどもライブドアショックのときの新興3市場の売買代金のピークで7千億を超えてた。足元で実は、7月13日の金曜日ですけど710億円になっちゃったんですね。ちょうど10分の1なんですね。 鈴木氏:陰の局というようなものに近づきつつあると。何かがもう一つ必要なんでしょうね。ただ、底入れはしたと。06年、ライブドアショックから相当大きく3割くらい下がって、1月〜5月までまだそこから2割下がってようやく5月に底入れして、反転に向かう上昇に向かうにはそこからボトムで上に行くのとそれまでずっといってたものが逆に下向きになる、この同時にもう一つ裏側にペアになるものが何か一つ見つかるとより確かなものになりそうですね。 中村氏:その何かというのは今の段階でははっきりとは言えないですけどそのサインがとにかく見えてきたらトレンドっていうのは明確にちょっと上に出てくるのかなと思いますね。 山田氏:私はその何かっていうのはもう見えてると思うんですよ。それは利益成長の確からさですよね。新興市場って当分薄商いが続いて放置される時間帯ってまだ続くと思うんですが、やっぱり中身のいい会社はもう既に上がり始めてるんですよ。例えば竹内製作所、あるいはフェローテックとかマイクロニクスとかあるいはレーザーテックとか。いわゆる2部1部に上がっていけるような会社、それから利益成長が着実な会社、そういうメーカー、そういったものは既に上がってますから一部のネット系の株ばっかり見てるといつまでたっても上がらないんですけど、上がるべき銘柄は上がり始めてますから今の株価水準というのはすごいチャンスがあると思いますね。 鈴木氏:クボテックなんかは東証1部には上場してますが、やっぱり新興市場的には強いですかね。あんな感じの動きをずいぶん最近見られるようになりましたね。 中村氏:ゴールデンウィーク明けあたりから、上がる銘柄って出てきてますんで二極化は激しいですけどもそういうチャンスをもあると。中村氏:ゴールデンウィーク明けあたりから、上がる銘柄って出てきてますんで二極化は激しいですけどもそういうチャンスをもあると。 | ||||||||||||
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鈴木氏:新興工業国家BRICs、あるいはVISTAって言うんですか最近では?2月27日に世界同時株安、上海ショックと言われたものがあって、世界が特に新興BRICsあたりが動揺したんですが、とんでもないそこから中国市場では3千ポイントに乗せたところで急落したんですよね。1日で9%下がった。今4千ポイントです。現実に中国バブルはいつ崩壊するんだってことが5月6月随分恐れられたっていうくらいなんです。中国下がってきたんですけど今度は他のインドネシアだとかインドとか台湾とか別のアジア各国が変わり始めてる。 山田氏:国内の株への影響は、この上半期の業種別騰落率で見るとよくわかります。ベストパフォーマンスを示したのはやはり海運だと。海運、鉄鋼、石油、商社、その他製品、機械、出ていますがいわゆる新興国の経済成長の恩恵をフルで受ける業種群が怒涛の上げを見せたということ、一方でワーストはっていいますと苦しかったその他金融を初めその内需のいわゆる負け組みと言われるセクターが全然パフォーマンスが出なかったということで、特にこの上半期に認識しとくべきことというのは、ベストが相場の主役だと。これは短期的なことではなくて、中長期的にベストが主役だということをアピールしてると思うんですよ。ワーストは、ずっとダメなのかというとそうではなくて全般の相場の底上げによって出遅れ修正で徐々に年末にかけて上がってくると。そういったような見方で下半期はいけるんじゃないかというふうに考えています。 | ||||||||||||
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鈴木氏:たまたま日経225採用銘柄の中から目立ったものを重厚長大産業で株価格差を。いわゆる、セレブな銘柄。日経平均をアウトパフォームした。日経平均がほとんど横ばい。年初を100とすると今は100くらいなんですけど、1番上はアーム。日本製鋼所は200、2倍ですね。それから三菱商事、三菱重工、あるいは新日鉄なんか140くらいのところにきている。これが上流社会であるんでしたら、 | ||||||||||||
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鈴木氏:こちらは下流社会、下層階級っていうんですか?会社は一流なんですけどね。2年前の成長株の代表格ヤフーがこんなところにありますし、同じ日経平均は100くらいと。それでも更にアンダーパフォームしている。セブン&アイ・ホールディングスとか、野村ホールディングス、みずほフィナンシャルグループ。上がっていたセレブな銘柄っていうのはBRICs関連であると同時に環境関連であることも非常にどちらにも絡んでいるんですよね。三菱重工の原発関連であったり、アームが同じく原発関連であったり。 | ||||||||||||
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山田氏:私のほうはこちらに環境革命って書いてありますが、そのアルゴアの不都合な真実、あるいは美しい星50なんて安倍さん言っていましたし、あとビリーズブートキャンプ、みんなで痩せてエネルギーの消費を減らして、地球を守ろう。あれも環境関連だと思いますね。ですから世界がCO?削減に向けて動きだしたっていうのがまさにこの上半期で、これは5年10年続くテーマですんで今までのような環境関連相場じゃなくてもっと大きいと。昔のITバブルでバブったように、ひょっとしたら環境バブルでバブる可能性があるということは言っておきたいと思います。 岡崎氏:確かにわりと同じような相場環境が続いて、もっと言うと環境の変化があまり見られなかったのでですね、いわゆる昔から使われるような循環みたいなのが見えなかったんですよね。米国の金融政策は現状維持のままでしたし、それから為替もほぼ一貫して円安が続いていたと。ご存知の通り新興国のほうは順調に成長している、原油も好調ですもんね。こういう時ですので、中々ローテーションしていくってのが難しかったかなという半年間でしたね。このような上半期を受けて、下半期をどう読むのかというと、たまたま今年の冒頭に書いたサプライズがあったものですから、もう一度またサプライズを書いてみました。 | ||||||||||||
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岡崎氏:サプライズだと思ってですね、ちょっと悪い話をいくつか書いて、1ついい話を書いてみたんですけど、こんなふうな夢を見たと思ってください。1つ目は円高なんです。困った話かもしれませんが、これには理由があります。 | ||||||||||||
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岡崎氏:対ドルのレートをユーロと円それぞれで見たものです。わかりやすいように上のほうにいくと円安であったり、ユーロ安であるように作ってあります。紺色がユーロ、ピンク色が円の動きです。円は右軸、ユーロは左軸です。06年の5月からの動きを見てほしいんですが、世界同時株安が起きてからここから円安が進んでユーロ高が進んで、両股開きのような動きをしているんですね。本来、ドルとの関係でいうとユーロって同じように動くのが普通なんですが、こういう具合に両股開きに動いてしまう、違う方向に動くってのは実はたまに起きます。その例が97〜98年にかけてなんですね。このときは覚えていらっしゃいますかね?アジア危機からロシア危機ってのがあったんですよ。日本は介入ばっかりしていて、これがその後やはりどっかで修正が入ってがくんとですね今度はユーロ安円高っていう形で調整が起きたんです。なんとなくイメージしているのがここなんですよ。極端なところまであまりにも円が独歩安していくってことは、あまりないことなんですよね。その原因というのはひょっとしたらここまで順調にきた海外の株式市場の下落なのかなということで、ちょっと悪い予感がしてその一方で円高になってくときの起爆剤、エネルギーになるのは今日のテーマであるM&A。海外から日本株が大量に資金還流が行われる、というような画が、私の中ではサプライズな予想として今見えているところです。 鈴木氏:流れが本当に円安トレンドがずっと続いているわけですよね。それがこう変わると先程の話に戻ってしまうのですが新興市場が本格的に底打ちから上昇という方向になってくとそれまでの流れが変わる。まさに天底転換の裏側の部分にその円高への転換とかひょっとしたらあるかもしれませんね。もし円高になると、下流社会、下層階級なんて言われている、内需関連株が浮上する目というのがやはり出てくると思います。こういうもののリバウンドっていうのがどっかで出るかなっていう感じがしますね。 | ||||||||||||