■マーケットウィナーズ(4/14放送)

テーマ:「底値圏、横ばい」の新興市場にお宝銘柄
ゲスト:中村孝也氏(フィスコ シニアアナリスト)
 

中村氏:新興市場、年初が安値近辺にあると。ただ昨年のような鋭角的な調整であれば、 どんな銘柄を買ってもほとんど利益を得ることなく損失を余儀なくされたという状況ですけれども、今みたいに底値圏とか年初が安値圏ながら比較的横ばい圏にあるという状況であれば、上への方向性がかなり出てくる銘柄というのも増えてくるのかなと思います。 今は新興市場が売り込まれた状況ですから、そこで購入できたらやっぱり2倍・3倍狙えるような銘柄があるかもしれないですね。過去において株価が数倍になったケースが どのような条件だったかというのをピックアップして持ってきたので見ていただきたいと思います。


中村氏:こちらのチャートを見ていただきますと、“ぱど“という会社なんですけど、この会社は株価が急騰した1つの例なんですが04年に大幅上昇を果たしました。その株価急騰時、もしくは株価が低迷してくるときにですね、何が起こったかというとやはり特に目立つのはその利益の大幅な変化なんですね。これが起こると株価にも大きな変化が起こってくるというふうなことが言えると思います。


中村氏:ぱどの利益の推移を見ていただきたいです。大きな変化が起こったのは04年3月期の第3四半期と05年3月期の第3四半期です。これ見ていただければわかるんですけれども、04年3月期の中間期から第3四半期にかけてですね。実は赤字は赤字なんですけどこの四半期だけで見ると、実は6,700万円黒字なんですね。極めつけは次の通期ですね。黒字転換を果たしていると…かなり大幅な変化だったわけですね。そして05年3月期の第3四半期を見ていただければわかるんですけど、1億4500万から1億6,600万ですからわずか2,000万円増加でしかない。これをわかりやすくこの四半期だけにまとめて見てみると04年3月期の第3四半期で大幅に利益が増えて、第4四半期でも増えているんですが、05年3月期の第3四半期で鈍化しているんですね。このような状況を確認していただいて、決算の状況をチャートに当てはめてみたいと思います。


中村氏:04年第3四半期かなり大幅な変化があったその後、極めつけは04年の第4四半期、そこから株価が急騰し始めたんですね。そしてですね、05年3月期の第3四半期に利益が停滞し始めた。そこから株価もやはり停滞してきているというようなことを見てとれると思います。


中村氏:これはですね、過去において株価が大幅上昇を果たした銘柄の一覧ですね。これは全上場企業の中からピックアップしてきています。この中で先程のケース、利益が大幅に変化したというケースに当てはまるものに丸印を付けています。ここには15社ずらっと並べているんですが、実は15社中11社が今回のようなケースに当てはまるというようなこと、確率的には7割近いという形ですね。ですからその大化け銘柄を保有するためにはその業績面に眼を向けると、その保有できる確率が高まるのかなというふうに考えられるかなと思います。

   

中村氏:どういうような基準で選んだかというと、やはり利益の成長スピードが加速してるような会社ですね。直近の四半期とその前の四半期を持ってきているんですけども、そこからここまでにかけて利益の延びが加速している企業を持ってきました。且つですね、対象は新興3市場ということになります。私が気になるのはMKキャピタルマネージメントという会社ですね。この会社は不動産流動化銘柄ですけども、8月決算が通期でありますのでまだ通期の予想発表しないんですね。ですので、今のところ業績が順調に伸びているということは素直に好感される可能性はあるかなというふうに思います。 そしてもう1つ、共和工業です。この会社はコマツ向けの研究用ボルトを製造販売している会社ですね。