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■マーケットウィナーズ(4/7放送) |
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テーマ:短観から見る注目業種
ゲスト:鈴木一之(インフォストックスドットコム チーフアナリスト)
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鈴木氏:日銀短観です。月曜日の朝8時50分に発表されて、それで1週間の流れが少し決まったなというところがあったんですが、
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今回の日銀短観は、やはりちょっとダウンしたというのが大方の見方です。調査期間が2月の23日から3月いっぱいぐらいまでかけて行われましたので、世界同時株安の真っ只中で調査が行われた。その影響が出たと言われていますが、大企業製造業の業況判断DIは前回の12月調査に比べて−2ポイントで23。非製造業が22で変らずだったんですが、先行きは製造業が20、非製造業が23で、逆転してしまったんですね。製造業が下にきて、非製造業が上回った。それまでずっと製造業が優位で動いてきたんですが、2002年の9月以来、製造業と非製造業の先行き見通しが逆転したっていう状況です。
岡崎氏:それよりも重要なのは、高さが20ポイントのレベルで非製造業が超えてきたっていう
のは、バブル期以来じゃないですかね。低い位置での逆転現象じゃなくて、高い位置の
逆転現象ですからね。そこも押さえておかなきゃいけないところですね。 |
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鈴木氏:もう一つ、設備投資なんですが、これは計画ベースでプラスの2.5%、ところが製造業は前年対比の伸び率で表していますので、前年が高いと伸び率どうしてもダウンしてしまうんですが、やはり製造業はダウンダウンできて、逆にここに来て非製造業が少しずつ浮上するという動きがでてきてますね。
岡崎氏:これはコンピュータ関連の投資が増えるでしょうね。
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鈴木氏:それから今度はインフレ、物価の上昇ですが、製造業、非製造業共に、売り上げに影響する販売価格は将来先行きダウンするという状況で、ですから業況判断DIがダウン、設備投資計画が伸び率ではダウン、そして物価の見通しもダウンと。
岡崎氏:ちょっとまだ売り上げに寄与してくれる値段の上昇っていうのが難しいという
判断なんですね。
鈴木氏:来週は日銀の金融政策決定会合がありますが、やはり今のような状況の数字が出てくると利上げというのはそうそう出来ずに、参議院選挙の後の秋ぐらいから、あるいはそれ以降かなというのが短観を見たエコノミストの意見の集大成のような感じになっていますが、もう少し細かく落としこんでみて、業種別に見てみようというのが実は今回の本当のタイトルであります。
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鈴木氏:短観に見る注目業種ということで業種別でこれを見てみたい。本当の日銀短観にはもっと沢山の業種がズラッとでているんですが、特に今足元業績の好調なものだけをいくつかピックアップしてきたというのがこの表の見方です。まずは全産業が20〜22と、これが今回発表された業況判断DIですが、製造業、特に良い鉄鋼、非鉄、一般機械、そして電機、造船、自動車ときているんですね。非製造業の中では不動産、情報サービ、そして個人向けのサービスという状況になっています。
横にいきますと、業況判断DIと一緒に国内の需給関係、海外、輸出はどうかということですね。そして設備は足りているか、足りていないと設備投資が沸き起こってくると。そして人手は足りているか、さらには先ほどご覧いただいた販売価格。売り上げの値段と原料コスト、仕入れの値段、先行きをどう見ているか。こういう縦と横でみていただければ助かるんですが、こういうものを出してみましたね。
ここで注目したいなと思うのは、まず下の方からいきますと情報サービスです。情報サービス業というのは足元の業績が非常に良い。業況判断が非常に高いレベルであって、しかもそれが国内も海外もどちらも良い。最近の傾向としては国内はダメだけど海外で食べているっていう製造業が特に多いんですが、情報サービスは国内国外どちらも良いという状になっています。そしてもう一つ、造船機械。これは足元そんなに良くないんですが、先行き、国内も海外もどちらも相当高いレベルで良くなっている、という状況です。
岡崎氏:国内はおそらくは設備投資、海外では相変わらず受注が好調ですから、うなずけますね。
それともう一つは、色を見てほしいんですけど。例えば雇用のところです。 上から見ていくと真っ赤ですよね。ようするに皆人手不足なんですよ。どの業種でもこれだけの減少は珍しいですよね。 続いて設備のところを見てください。これもまた赤が続きますね。皆設備不足です。人手不足と設備不足です。
鈴木氏:ソフトウェアの企業というのは景気が本当に良くなって「新しいソフトを入れるか」という決断を行いますので、普通の設備投資よりは後にでてきがちですね。 これらの業種の中心となる銘柄を確認するとすれば、まず情報サービスから大きい順に3つ、NTTデータ、野村総合研究所。それから、伊藤忠テクノサイエンス。これはずっと売られてきた銘柄ですから、まさにこれからっていう状況でしょうね。 あとは、造船重機のセクターでは、これは随分動いてしまっているんですけど三菱重工。鉄鋼業界が少し頭が重くなってきていますので、次の主役はこちらかなという風に思うんですが、それから同じく石川島。そして造船需要では名村造船。これはいち早く高値をとってきたという銘柄です。まさに船が、船舶が不足状態で大きな受注を迎えるということになってきそうな気配ですね。
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