■マーケットウィナーズ(3/24放送)

テーマ:新年度入り期待銘柄を探れ!
ゲスト:山田 勉氏(カブドットコム証券 マーケットアナリスト)
 

山田氏:新しい日経会社情報をパラパラと読みまして、やっぱりこの時期になりますと今期の数字じゃなくて来期の数字と、来期どのくらい伸びるのかなって皆調べるわけですよね。
我々の使っているものはこの日経会社情報とライバル誌と、両方見比べたりするわけじゃないですか。従来であればライバル誌の方が強気の数字を出してきて会社情報の方が数字が大人しかった、というのがずっと続いたんですが、今回の会社情報は違うんです。来期予想が面白い、魅力的だということです。ということでスクリーニングをしてみました。こんな条件です。


巻末の付録に、「2期3期連続で最高益更新」という特集が会社情報にはありまして、 そこの銘柄リストを使って絞り込むということなんですが、この2つ目ですね、ライバル誌の08年3月期予想を10%以上経常利益で上回るというスクリーニングをかけました。さらに来期2割以上の増益で、尚且つ来期のPERが20倍未満だと。
結構タイトなスクリーニングなんですよね。
そのスクリーニング結果がこちらです。


上のトムソン、日清紡、住生活Gと、ズラッと並んでいるわけですよね。エルピーダとか、東京精密とか、半導体絡みのところもありますし、椿本チェーン、ダイキン、そういう機械セクターの部分も目立つかなという感じなんですが、
鈴木氏:これは順番に、来期増益率というのは来期の経常利益の増益率。会社情報予想というのは会社情報の予想経常利益、そして来期のPER予想。ということですね。

山田氏:このランキングはライバル誌との乖離率の上位から並べております。上のモノほど日経会社情報がライバル誌よりも遥かに強気だと。

岡崎氏:普通はですね、例えば市況産業ですとか、本当に新しい会社であるとか、まだ先行きが不安定なものですとか、こういうもので差がでることはあるんですけど、例えば製造業ですとか、あるいは我々消費者が目にするようなものでそんなに大きな差が1年間であるわけ無いはずなんですよ。ただ今回、何とっても日経新聞グループの総力を挙げた情報ですからね。その中でライバル誌よりも10%以上差が出ているものが見つかったというとこに私は驚きを禁じえないですね。

山田氏:この中で言えばダイキンですよね。これはエアコンの超優良企業ですからね。
世界で戦うダイキン。

鈴木氏:ダイキンですと、経常利益はライバル誌840億円の予想が、日経会社情報は935億円。相当な開きがでていますね。

山田氏:去年大きなM&Aをやりましたので、その数字がおそらく乗ってくるんだろうなという感じですね。
もう1つ、住生活Gというのを見てみましょう。ダイキンと同じようなチャートになっていますよね。

鈴木氏:これはライバル誌の経常利益が740億円予想が、日経会社情報は900億円予想になっていますよね。

山田氏:続きまして新興市場銘柄も同じようにやってみましたらこんな結果になりました。

山田氏:見慣れたUEXなんていうのもありますね。アクセル、竹内製作所、ハーモニックとか、なかなか味わい深い銘柄が並んでますが、ここではまず竹内製作所を見てみましょう。
コマツ同様の建機ということですので、コマツは比較的強いんですが、新興市場の悲哀というんですか、もたついていると。

鈴木氏:これはライバル誌115億円の経常利益に対して日経会社情報は130億円、43%増益ということですね。

山田氏:もう1つ、UEX、ステンレス商社でものごっつ上がりましたね。

鈴木氏:日経会社情報では来期60億円の経常利益。一方ライバル誌では32億円ですから減益予想。増益予想VS減益予想という真っ二つに分かれていますからね。

鈴木氏:私がこの中で注目するとしたら、ハーモニックドライブシステム、いい会社なんですよね。最高利益を更新?という会社で、51億円の予想と57億円の予想って分かれているんですが、それでもしっかりした利益が成長しそうですね。